仮面1

不定期日記 2010年

일기

仮面2

HOME事業者概要韓国語レッスン韓国語学習不定期日記リンクお問い合わせ

過去の不定期日記 2011 2010 2009 2008 2007後半 2007前半 2006 2005 2004

2010.12.9


11月30日に事務所を引越し。金先生と二人で教室を運営することになった。名前も「りんどうむくげ工房」から「ミリネ韓国語教室」に。미리내は「미리 龍+내 河=天の河」のこと。一週間の出張もあり、あれこれ慌しかったが、ホームページの看板を架け替えることが今日ようやく出来た。

新たな出発になります。これからもよろしくお願いします。

 

2010.11.27


昨日1レッスン(3級)。3級のFさん、韓国留学中の息子さんの話になる。うらやましい。

本日5レッスン(2級、2級、3級、5級、3級)。

2級のTさん、Fさん、Tさんのグループレッスン、12月上旬に韓国旅行を予定しているということで、冒頭砲撃戦の話になる。

2級のSさん、先日の試験に落ちたとのこと。残念。

3級のTさん、間接話法の復習をする。

5級のDさん、途中金先生に電話で質問。

3級のMさん、先日ファンミで札幌まで行ってきて、今日は横浜と六本木。フリートーキングでは韓国語が止処もなく出てくる出てくる。愛は偉大なり。

先日2級に進んだMさんのインタビューを掲載。http://bit.ly/ckt3DM

 

2010.11.25


本日2レッスン(2級+1級、2級)と体験レッスン1。

シューレ大学では2級と1級を教えている。南北の砲撃戦の話になる。

2級のグループレッスン。構文能力が上がっている。

体験レッスンのKさん。夜、受講するとのメールが届く。

レッスン以外に金先生の近著『ひらがなカタカナ』の校正を2時間程。

 

2010.11.24


本日4レッスン(5級、3級、3級、2級)。

5級のKさん、冒頭から自然とフリートーキング。家庭の話に。子育ては大変。でも毎回参考になる。

3級のTさん。南北の砲撃戦と小此木教授の通訳が話題に。

3級のHさん、仕事について韓国語で話す。

1級のMさんが総復習を終え、2級1課に入る。

レッスン終了後、進級に当たってのインタビューを30分ほど。近日ホームページに掲載の予定。

授業以外に金先生の和訳の校正。

午後、久しぶりにストレッチと散歩。健康第一。翻訳の仕事が入るとすべてが中断する。ストレスもたまる。レッスンの方が断然良い。

 

2010.11.23


22日朝から翻訳。表作りもあり途中で煮詰まるが、ぎりぎりに締切に間に合う。午後、1レッスン(2級)2コマ。

本日3レッスン(1級、4級、3級)。

1級のSさん、初レッスン。発音がしっかりしている。4級のYさん、久しぶりの授業。フリートーキングで帰省について話す。3級のKさん、先日の金先生とのフリートーキングで韓国語学習のやる気が増したという。よかった。

金曜に始めた翻訳の最後の分を納品。

 

2010.11.20


本日4レッスン(2級、3級、5級、3級)と体験レッスン1。

2級のグループレッスンのTさん、Fさん、Tさんに少し眺めの練習問題を読んでもらい、発音チェック。うまくなっている。ドイツ旅行に行って来たFさんからお土産をいただく。ありがとうございます。

3級のNさん、「予約できなくなるので、他の人に教室を紹介しないようにしている」とのこと。あのう、紹介お願いします!

5級のDさん、テキストと単語をした後、試験や職場の話になる。通訳案内士試験での地理と歴史の合格、おめでとうございます。来年はチャンス! 

3級のWさん、最後の方に金先生が来て発音チェック。「ほとんど問題ない」とのこと。すばらしい。

授業の合間にSさんの体験レッスン。来週から1級テキストを使って授業をすることに。来年留学を考えているという。応援します。

夜、金先生のフリートーキングが進行中。私は陰で翻訳。

 

2010.11.19


本日1レッスン(4級)。

4級のJさんは私の授業の前に金先生のフリートーキング。面白かったそうだ。

レッスンとは別に朝から翻訳。締切の時間ぎりぎりに納品。時給に換算すると約3千円。但し、産業翻訳故まるで分からない単語が続出する物件も時にあるので楽ではない。別の翻訳依頼があり、請ける。

以下は18日深夜から19日深夜にかけてのツイッターでの呟きとhiduluさんへの返信。

@hidulu はじめまして。先々月の下旬、韓国人の友人との待ち合わせで久しぶりに東京・新大久保に行ってきましたが、行き交う人々の年齢構成が昨年までとははっきり違いました。半分は私と同世代か先輩世代の女性で、もう半分は10-20代の女性、それに男が少々、といった具合でした。

@hidulu (続き)韓流の最初の波がドラマで、次が音楽ということを実感しました。この年末年始にはまとめ聞きをしようかと思っています。(翻訳作業中)

@hidulu おっしゃるとおりです。先日、金先生に言われて半ば強制的に(?)少女時代とKARAを見ましたが、うまくてびっくりしました。紅白も、昔から在日が支え、さらに今は韓国の若手グループも加わって日本の大晦日を締めくくる……。思いは古に飛び、文化交流のダイナミクスを感じます。

うちの教室も、受講生がさらに増えたら在日の先生に入ってもらえたら嬉しい。そしたら、金先生(韓国人)と私(日本人)とで北東アジア文化交流三角形の完成だ。今日ラジオで聞いた、新日本プロレスのレジェンド(藤波・長州・初代タイガー)の韓国語教室版だ! 意味不明だが、独り興奮してきた。

@hidulu こちらこそ、まだお会いしたことはありませんが(笑)関東にいらしたらよろしくお願いします。前田先生の学校ですでに実践されているようですが(さすがです)、後塵を拝しながらも、在日と韓国人と日本人の韓国語教室という、呟きながら昨日思いついた夢をいつか実現したいものです。

 

2010.11.18


本日5レッスン(4級、1級、2級、3級、3級)。

3級のIさん、体調不良でお休み。お大事になさってください。

夜、無料体験レッスンの申し込みが2件あった。第二韓流ブーム? 

予約を自由に取れ、日本語で語彙や文法の説明を聞ける格安の個人レッスンという点が気に入ってもらえているのだろうか。

以下はツイッターで@mutomayu0425さんに出した返信。

「留学するまでにできるだけ勉強しておくと、期間と費用を節約できます。私はソウル大語学研究所で1級のカナダラから始めましたが、5級か6級ぐらいまで勉強を積んでから留学すればよかったと完全帰国した後に痛感しました。その方がもっと色々吸収できただろうからです。」

 

2010.11.17


本日4レッスン(3級、2級、1級、1級)と体験レッスン1。

3級のTさんの授業には金先生も参加し、半分ほどフリートーキング。

体験レッスンのEさんは今、体験レッスン回りをしているとのこと。たくさん見て、合うところを探し出すのが一番だ。

2級のSさんとHさんは、2級の仕上げの山場といえる書き言葉の28課。これ以降の課で書き言葉と間接話法入門編を押さえられるか否かが、3級前半の間接話法応用編を身に付けられるかどうかの試金石。

1級のYさんも着実に前進している。

1級のMさんは総復習。次回で1級を修了し、2級に入る。進級に伴うインタビューも快諾してくれた。

夕方、翻訳の依頼が来て請ける。締切が数日後ときつく、明日明後日はレッスンも結構入っているが、背に腹はかえられない。貧乏暇なし。じっと手を見る。

【4級】고민[苦悶]の意味は「苦悶、悩み、煩い」(ニューエース韓日辞典)だが、辞書にはない「よく考えること、深く考えること、熟考、工夫」という別の意味もある。金先生にも確認。

【3級】「雰囲気になじめない」=분위기에 적응이 안 되다。この적응(適応)という語を韓国語では日常生活でよく使う。

【2級】「体の調子(具合)が悪い」='몸이 안 좋다'  「(機会の)調子が悪い」='상태가 안 좋다'

【2級】필요하다を動詞のように活用してしまいがちだが、これは形容詞だ。「お金が必要だ。」(○)돈이 필요하다, (×)돈이 필요한다. 「お金が必要なんだけど……」(○)돈이 필요한데... (×)돈이 필요하는데...

 

2010.11.16


先週金曜から5日間の出張が終わった。講演と国際会議(5カ国)と観光。韓国からのゲストは2人で、通訳者は韓日が2人、英日が4人。ブース無し。日⇔韓は同時と逐次が半々。なぜか英→韓も1時間弱。韓→日、日→英の翻訳作業も途中入る。それで土・日・月は1日約15時間労働。通訳は体力勝負だ。

出張中、仕事が終わってホテルの部屋に戻り、鏡を見ると、頬がさらにこけているのが分かる。長時間労働だったこともあって、1日当たり1キロほど落ちている。知らぬ間にダイエットしている。ベッドに入ると即爆睡。

 

2010.11.11


昼過ぎまで事務処理。本日2レッスン(2級、3級)。

3級のKさんの授業は大半がフリートーキング。カナダとニュージーランドへ各1年間滞在したことと映画「義兄弟」の話に。

その中で、韓国留学時に日米中ロという大国に囲まれ北との対立も抱えた国のしんどさを肌で感じたことを思い出し、話した。

 

2010.11.10


本日2レッスン(1級、1級)。

1級のYさん、学習は授業でだけだが、11課本文のオーバーラッピングとシャドーイングがほぼ出来た。継続は力なり。1級のMさん、総復習。次々回2級へ進む予定。

数日前の授業より。心の余裕がない=정신적 여유가 없다。金先生の指摘。

「다」には留学時悩んだ。「한국어1」28課で出るが、1級なので辞書を引いても全項目は見ずに当てはまる所だけ読んで済ませた。それで「다」=「みんな、全部」と思い込んだ。約束に遅れた友人が必ず「다 왔어요.」と電話してくるが全然見当たらないので動揺し混乱した。基本語再読が必要。

上野公園を通り、ヨドバシカメラまで歩いて行ってiPhoneに機種変更した、地図を見られて便利だ、とつぶやいたら、emilitterさんから貴重な情報をもらう。「Daum Maps」「Jihachul」「Seoul Bus 2」が便利と。感謝。

 

2010.11.9


昨日1レッスン(2級)2コマ。うち1コマは金先生のフリートーキング。

本日2レッスン(5級、2級)。金先生の新著「도쿄를 알면 일본어가 보인다2」(21세기북스)10冊購入。

足踏み状態だ=제자리걸음을 하다。

なんとか=어찌어찌。これはニューエース韓日辞典に載っていなかった。daum사전には、[부사] 이래저래 어떻게 하여とあった。

(褒められた時に謙遜して)「まだまだです。」=①'아직 많이 부족해요.'、② '아직 멀었어요.' ②は①よりも強い意味で、言い方にもよるが(できるようになるまで)「もっとかかります」、「全然駄目です」という意味にもなる。'멀어요.'は単に「(距離が)遠いです。」以上、金先生。

「生き生きとした韓国語を学びたいです。」='살아 있는 한국어를 배우고 싶어요.' 「생생하다」を使うと食材のような感じがする、と金先生。数日前の授業より。

 

2010.11.6


本日5レッスン(3級、2級、3級、5級、3級)。

金先生も同席し、授業の後半はフリートーキング。他の韓国語教室に通った後ここに来て学んでいる受講生が多いが、どういう経緯で移ったかがフリートーキングで話題となった。会話自体面白く、同時に業界の現状の一旦も見えてきた。

受講生が以前通っていた、または現在も通っている韓国語教室の共通点は、生徒の話す時間が極めて少ない、ということだった。また、内容を理解した上でのテキストの音読の反復(音声を使った練習も含む)と、発音チェックや関連表現の習得を含むフリートーキングの組み合わせが大切であることも再確認。

【1級】몇 월에(何月に)はどう発音するか? 答え[며둬레]。今日のフリートーキングで聞き取れなかった受講生がけっこういた。

 

2010.11.5


本日2レッスン(3級、3級)。昨日請けた翻訳、無事納品。

昨日、元受講生で来年の受講再開を考えているNさんからメールをいただいた。「受講生にインタビュー」を読み、りんむくへの改善点について指摘していただいた。

どう返事すべきか丸一日悩んだ。考えた末、次のように返事を書いて送った。

     *     *     *     *     *     *

N様

 改善点のご指摘、ありがとうございます。

 ご指摘の通り、ホームページは食っていくための宣伝です。何を載せ、何を載せないかの判断は、食っていけることにつながるか否かを基準にその都度しています。

 ただ、嘘は載せてはいけないので、Oさんのインタビューの内容も、「喋った通りなので問題ない」との確認をご本人からいただきました。

 「受講生にインタビュー」は新企画で、今後も進級した方全員にインタビューをし、許諾をいただいたもののみ掲載する予定です。

 最近進級した人がたまたまOさんだったので、最初となりました。

 Nさんのおっしゃっている「出来る人/出来ない人」の区分が私にはちょっとわかりません。得手不得手はどなたにもあります。しかし、総合力はその人のそれまでの練習の中身を反映している、というのが私の意見です。

 Nさんがご自身を「出来ない人」と思っていらっしゃるとしたら、それは間違った評価です。

 今年5月29日の不定期日記で私は次のように書きました。

「Nさんが4級を修了し、「卒業」した。2007年10月に3級で始まった授業は2年7ヶ月続いた。最後のレッスンが終わって「これからは上級ですよ」というと、照れながら否定する。しかし、実際、上級だ。少なくとも、留学中5級(上級)のときの私と比べてずっと上だ。最近は辞書を引きながら韓国語の小説を読んでいるそうだ。学習に関する相談のメールもこれまで何通かいただいた。私にとっても、それに答えることが学習のあり方について振り返る契機になった。Nさんは日本語を学ぶ韓国人の「妹」や「娘」を厚く世話をしている方でもある。昨年の暑気払いでは、「妹」のKさんと受講生とが友達の輪を広げもした。それは今も続いている。3・4級の教科書の復習を繰り返せば、学習能力がさらに上がっていくことだろう。

ありがとうございました。」

 これを「褒めすぎ」といわれると心外です。

 この時点でのNさんに対する私の偽らざる評価の要点だからです。

 3・4級のテキストを、嫌になるほど復習してください。

 来年のご連絡を楽しみにしています。

     *     *     *     *     *     *

 

2010.11.4


今日は目が回るほど忙しかった。本日6レッスン(2級、1級、4級、2級、3級、2級)。

最近できるだけ金先生に同席してもらいフリートーキングを多めに入れている。テキストで文法と単語と表現を吸収し、フリートーキングで放出する。この反復が最善。

午後1時間半ほど通訳。翻訳の仕事を請ける。

 

2010.11.3


午前中、通訳の打ち合わせ。

本日1レッスン(1級)。

今日が2回目のHさん、激音・濃音・二重母音・パッチムすべて大丈夫と金先生からお墨付きをもらう。잘하셨어요!

ソウル大テキストは韓国能力試験に対応していると考えていいか、という質問を受けたので、次のように答えた。

「語彙や表現にずれがあるので100%ではありませんが、難易度はほぼ対応していると考えていいです。例えば、3級のテキストを修了していれば、習熟の度合いにもよりますが、能力試験の3級は8割がた合格します。うちの教室の受講生のみなさんがそうです。」

昨日収録した受講生Oさんのインタビューを先ほどHPに上げた。久しぶりの「テープ起こし」作業に2時間かかった。http://www.rindomukuge.com/gyosil.htm#interview101102

「やらせ」と勘違いする人がいてもおかしくないほどりんどうむくげを褒めてもらった。Oさんにはただただ感謝の一言。

 

2010.11.2


本日、2レッスン(4級、2級)。

4級のOさん、総復習が終わり、4級修了。次回から5級。ソウル大5級テキストと『KBSの韓国語ラジオドラマ』を使う。授業のあと、インタビューをする。近日中にHPに上げる予定。

2級のYさんとYさん。二人とも構文能力が上がっている。音読の成果だ。

ようだみたいだ三兄弟。①-는 것 같다, ②-나/-ㄴ가 보다, ③-는 모양이다。夫々ソウル大テキストの2級・3級・4級に出る。これらの区別が悩ましい。特に①と②の。『韓国語文法辞典』の記述を要約すると、①動作や状態が他と同じという点で推量、②見て推量、③ありさまで推量。

「その通りです。」=그러게 말이에요. 留学時に身に付かなかった表現。'맞아요.'は水平もしくは上から目線なので目上/年上には使えない。

相槌を打つ癖が元々あり、留学中は「そうですか」のつもりで'그렇습니까?'を連発したら、相手は'그렇습니다!'を連発。疑問と受け取られたから。汗。

길고の고や길지の지が濁るか否かは、基本形の다が濁るか否かで決まる。길다[길다]と濁るから、길고[길고]、길지[길지]と濁る。まとめ。基本形の다が濁れば고も지も濁り、다が濁らなければ고も지も濁らない。

「テコンV」をキャラクターとして使った新聞広告を10年前にソウルで見たとき、「マジンガーZ」によく似ているなと思った。http://bit.ly/c4YUdQ

 

2010.11.1


ハングル検定直前対策に関する質問がツイッターであったので、次のように呟いた。

「ハングル検定直前対策としては、過去問題集をテキストに見立て、例文と正解文の音読練習、書き写し、対訳ノート作りとそれを基にした韓訳・和訳練習などは如何? 同じ教材を繰り返し読み書きするのが効果的です。ちなみに私は通訳ガイド試験対策として韓国人用日本語学習参考書を音読しまくりました。」

 

2010.10.31


하다や되다など基本中の基本語を辞書で何度も調べて全項目を読む必要を最近痛感。理由は二つ。基本語であればあるほど用途が広く、それを十全に使いこなせることが基礎力を固めることになるから。もう一つは、基本語は辞書を使い始めた初級時に該当する意味を1回調べてそれっきりが多いから。

金先生が教えてくれた表現、'사내자식이 울기는...'。「野郎が泣くなんて……」といったところか。男だろうが女だろうが泣きたい時はわんわん泣いていいのだが。日本にも「男は黙ってサッポロビール」というCMが大昔あった。家父長制を象徴するような名コピーだ。

「男」比較。①남자と②사나이。①は男一般。ジャニーズから健さんまで、誰でも。②は男の臭いむんむんの「お・と・こ」。健さんや浩二や文太や弘樹。腹の晒に褌に角刈りに任侠に血と汗と義理と人情。岩に砕ける波飛沫。ジャニーズの対極(あの、あくまでも比喩です)。

「『~しなければならない』三兄弟」①'-아야/어야 되다', ②'-아야/어야 하다', ③'-아야/어야겠다'の比較。①と②はある条件によって強いられて、というニュアンスで、②より①が意味が強い。③は「~したい」「~するんだ」という意志が含まれる。以上、金先生の受け売り……

「~だろう」推量姉妹'-ㄹ 것이다'と'겠다'。'비가 올 것이다.'は客観的に「(人の話によると)雨が降りそうだ」、'비가 오겠지.'は主観的に「(私が思うに)雨が降るね」。やはり、金先生の受け売り。

「好きです」比較。①좋아하다と②좋다。①が②より積極的で、気持ちがより入っていて、焦点が絞られている。②は「いいです」と「好きです」の両方の意味があり、いくつかの選択肢のうちのそれ、というニュアンスで使われることが多い。これも受け売り。

「雨が降る」比較。①'비가 내리다.'②'비가 오다.'。①は、目の前で、ざあざあと、継続して。②は、これから降ってくる、もしくは降ってきたその時点というニュアンス。またも受け売り。

「記憶力がなくて」は'기억력이 없어서'(×)ではなく、'기억력이 안 좋아서'(○)。もう今日はすべて受け売り。

 

2010.10.30


昨日3レッスン(3級、2級、3級)。

本日5レッスン(4級、3級、2級、4級、3級)。

その後、金先生のフリートーキングがあり、その間近くの図書館でフィリピン語の学習書を読む。他に人がいないので、小さな声で音読練習。事務所に戻って金先生と晩御飯を食べながら仕事の話。HPをいじる。

その結果、韓国語、ここがキーポイント!を新設。

先週、金先生に授業に同席してもらい、発音チェックとフリートーキングを取り入れたところ、受講生に好評だった。それもあり、来月7日から16日までの10日間だけ、受講生限定の特別授業をしてもらうことにした。

テレビ番組の「やらせ」は韓国語でなんと言のか? 日韓辞典には「사전 각본」とか「미리 짜고 꾸민 것」とある。

金先生によると、「やらせ」は조작 방송。「でっち上げ放送」といったところか。他に미리 짜고 꾸민 것 もしくは 조작한 것。「짜고 치는 고스톱」や「미리 짜여진 각본에 의해」という関連表現も教えてもらった。

「-지,뭐」が難しい。「뭐」は「よ」に置き換えるようにしている。4級13課聞き取り問題に二例。

'6시에 퇴근해서 곧장 집에 왔지, 뭐.' 「6時に退社してまっすぐ家に帰ったわよ」

'아이가 생기면 또 좋은 방법을 찾아보지, 뭐.' 「子どもができたらまたいい方法を探そうよ」

「특수목적고등학교」の和訳に関するnenenniさんのの呟きに対して次のように返信した。

「日本にない概念なので、そのまま訳すしかないと思います。ただ、「特殊目的高校」だけだとイメージがわかないので、daumの百科事典からですが、「特殊目的高校(科学高校・外国語高校・芸術高校・体育高校・国際高校など)」とするのはどうでしょうか。」

 

2010.10.28


本日4レッスン(3級、4級、2級、1級)。

3級のNさんの発音、非常に流暢。ツイッターを簡単に説明。4級のJさん、やはり読みに問題ほとんどなし。シューレ大学は学生一人増える。1級のHさん、初レッスン。ハングルは読めるので、単語を読む練習から始める。次回から第1課に入る予定。

週1回教えているシューレ大学の学生たちからプレゼントをもらう。竹踏み器(これ、欲しかったんだ!)と五穀茶。健康に気をつけろという心遣いか。感謝。

ツイッターで次の三つの書き込みないし質問をした。

①4級レッスンで、「옷을 세탁기에 빨았더니...」という例文がある。「服を洗濯機で洗ったら」という意味だから「옷을 세탁기로 빨았더니...」と言えないのか?という質問があった。辞書を引いたら、「에」の項に「道具・手段・材料を示す:…で、…に」(ニューエース)とあった。

②「(乗り物に)乗る」の타다の助詞は「을/를」と習うが、日本語直訳風の「에」も時々見かける。「~에 타다」はちょうど乗っている時に使う、つまりバスなら扉が開いて乗りかけている時に使うと以前聞いたことがあるか、それでいいのか? どなたか教えてください。

③ソウル大2級テキストに出てくる등록금[등녹끔、登録金]は、登録金あるいは登録料と訳したくなるが、ニューエース韓日辞典には「(大学などの)授業料」と載っている。では、「등록금」と「수업료」はどう使い分けるのか? どなたか教えてください。

そしたら、それぞれ次のような答をもらった。

①세탁기에 (넣어서) 빨았더니/ 세탁기로-세탁기를 써서ですかね。

②버스를 타다 バスを利用する /버스에 타다 バスに今乗っているニュアンスですかね。

③授業料は塾、学校など全てのところで使います。登録金は大学に限って使います。

 

2010.10.27


午前中出張先で通訳。午後、金先生と合流し、そのまま事務所に戻って本日3レッスン(3級、1級、1級)。すべて金先生の発音チェックを特別に入れた。

3級のKさん、半年振りの授業。借りていたDVD『春の日は過ぎ行く』を昨夜見た上で返却。ユ・ジテの演技が最高。

数日前に読んだ毎日新聞夕刊の記事「男と女の脳の科学」を読んで、通訳者と翻訳者の大部分が何故女性なのか合点が行った。http://bit.ly/8X82FK 男の脳は言葉の処理能力に相対的に不向きなのだ。だから俺もこんなに苦労しているのかと納得。

通訳会社から仕事の依頼の電話が今日午後入ったが、他の通訳の仕事が入っていて断った。先方が、男性の韓国語の通訳が見つからず非常に困っている様子だった。偶然一緒だった金先生を紹介。確かに男の韓国語通訳は、ボランティアの人は見たことがあるがプロはめったに見かけない。脳のせい?

「湯」を表す言葉はいろいろある。①뜨거운 물は沸騰した湯や熱いコーヒーなど「やけどしそうなくらいのお湯」というイメージだと思います。②더운 물はシャワーのお湯、つまりやけどしないぐらいの温度の湯を指すときに使った例文がソウル大3級テキストにありました。③따뜻한 물という表現もある。意味は②と近いか。

'여자'は「女」という意味だけかと思っていたら、「女の人」という意味もあると金先生に教えてもらう。'남자'も同様。例:'여자가 많다.'=女の人が多い。'여성 복'=女の人の服(若い人からお年寄りまで幅広い)。'부인복'=婦人服(固いイメージ。30代後半の女性の服を連想)。

「'이제 보니 그런 조사도 믿을 만한 게 못 되는군요.'(4級テキスト290ページ)の'이제 보니'は「今思うと」「後でよくよく考えてみると」と訳せばいいでしょうか?」とツイッターで質問したら、

「そういえば」はいかがですか、元々は'그러고 보니'の意味なんですが。

という回答をもらったので、

'그러고 보니'ですかあ。文脈からいって「そうしてみると」でしょうか。

と返事した。

金先生の勧めで少女時代とKARAの映像をユーチューブで初めて見た。歌・踊りともに、そして肉体も鍛え抜かれている。ミュージカルの水準だ。音楽も、もろブラック・ミュージックではないか。そのほとんどが歌も踊りも外れて揃わないジャニーズ系のセミプロのレベルと対照的。これは歯が立たない。

 

2010.10.26


東京は今日も雨。一雨ごとに寒くなっていく。前月までの猛暑が嘘のよう。荒井由美の「旅立つ秋」が頭を過ぎる。http://bit.ly/9PA4fl 今日はこれから2レッスン(4級、2級)。事務所の掃除をし、晩御飯を食べ、授業の準備に入ろう。

「旅立つ秋」は、29年前にアマチュア劇団永蛇猫屋(えーじゃにゃーや)でつかこうへい作「熱海殺人事件」を故郷の郵便貯金会館ホールで上演したときにBGMで使った思い出深い曲。大山金太郎の役で独白の場面だった。ジャズダンスを習ったのもこの頃だった。スワンバレースクールで。タイツはいて。

1限目終了。4級のOさん。総復習で聞き取り問題の台本の読み。口がよくまめっている。75分間ほぼ喋りっぱなしなので、最後の方はさすがに口が疲れたようだ。総復習はあと2回で終わる。そうしたら5級で上級だ。

2限目終了。2級のYさんとYさんのグループレッスン。二人だと練習問題の問答をするのにちょうどいい。家族写真の23課が終わる。2級テキストも三分の二まできた。もう少しで中級になる。フリートーキングでドリカムのコンサートの話が出た。

 

2010.10.25


本日1レッスン(2級)2コマ。2級のTさんの娘さんも韓国語を独学している。力が急速についているそうだ。親子で勉強とは、とてもうらやましい。授業中、学校から帰宅した娘さんも交えてイ・スンギや徴兵制の話になった。

「풍덩」は、水に飛び込む音の「ドッポーン」。後で調べたら、ニューエース韓日辞典は「どぶん」、プライム韓日辞典は「どぶん、どぼん」だった。

「値段が」=값이は普通[가비]と発音するそうだ。初めて知った。「花を」=꽃을は[꼬츨]とソウル大語学研究所で習ったが、大抵[꼬슬]という。これは以前ドラマで聞いたことがある。ともに、先週金曜日に授業参観中の金先生が言っていた。

これも先週金曜日だが、神戸のネネさんは凄いと金先生と話題になる。http://koyangi3.exblog.jp/ 古狸案先生http://blog.goo.ne.jp/kaznet227もネネさんも水準が高い。尊敬。

 

2010.10.23


本日3レッスン(2級、3級、5級)。

3級のTさんの授業はフリートーキング。Tさんは色々なことに関心がある。ここ以外で二つの韓国語の授業を受け、大学の授業も中国に関することなど2コマとっているそうだ。他の教室でもフリートーキングがあるが、話の途中で先生が「それはこういうことでしょ」とまとめてしまうという。

夕方、来日した韓国人の友人と新大久保で会い、喫茶店に入って話す。その後、金先生の家に行き、夕飯をご馳走になりながら仕事の話をする。

文句の付けようがない=나무랄 데(가) 없다

공멸(共滅)=共倒れ。

ツイッターで次のような質問をした。

'바르게 자라줘서 대견하기만 하다.'의 '자라줘서'는 어떤 뜻인지 가르쳐 주세요.

するとお二人から答をもらった。

 자라다 주다 を合わせただけでしょうね。成長してくれて、大きくなってくれて  です。

Modena Kim  "成長してくれて"?저절로 어른이 되어가는 것이지만 그것을 아이가 노력해서 이루어낸 일처럼 표현한 말이네요^

 

2010.10.22


本日1レッスン(3級)。

金先生も参加。フリートーキングも和やかに15分間。「以前通った教室で5、6人のレッスンを受けたが、韓国人の先生が詳しく説明するためか、話す時間がほとんどなかった」と3級のKさん。似た感想は他の受講生数人も共有。それもあり、ここでは時間の半分以上話してもらう。

会話ができるようになるためには会話の練習をする。具体的には①文法と表現の学習を前提とした上での、音読とCDなど音声教材を使った反復練習と、②フリートーキングの二つを組み合わせるのが効果的だ。

というのが、これまで韓国語教室を運営してきた経験に基づいた結論だ。その結論を、私の個人・グループレッスンと金先生のフリートーキングという形で実践している。この二つを組み合わせて一生懸命学習を継続すれば必ず上達するし、留学経験がなくても上級者になれる。練習した分だけうまくなる。

ツイッターで次のような質問を受けた。

「ちなみに来年の春までに韓国語能力試験の5,6級に合格する程度の力をつけるには,どのような勉強をするのが効果的だと思いますかTT? 今はあいさつがわかる程度ですが.」

それで次のように答えた。

「延世大・ソウル大などのテキストを1級から順に学んで(能力試験5・6級の難易度相当の)5・6級まで修了すれば、合格する確立は50%以上です。1日1課を毎日で来年4月に5級修了の計算です。予習→先生付レッスン→復習で1日平均約4時間必要です。」

 

2010.10.21


本日4レッスン(3級、4級、1級、2級)。

毎レッスンの冒頭、前回習った課の本文と例文を私が日本語で言って受講生がそれを韓国語に直している。この韓訳の復習は自分の弱点がわかって良い、と3級のIさん。留学の時しておけばよかったと後で気づいた練習を受講生にしてもらっている。

これは家でもできる。韓国語テキストの和訳をノートに書き、そのノートを見ながら韓国語に直して言う。次にテキストを見て間違いを確認する。和訳通訳の訓練だ。会話力の向上につながる。

KさんとOさんのグループレッスン。今日から2級テキストを使用。

昨日のハングルニュースを録音で聞いていたら、「극히 이례적입니다」と言っていた。「極めて異例です」の韓訳だろう。

先日、「'입맛을 다시며 계면쩍은 듯 머리를 끍었다.'ってどういう意味なのか、どなたか教えてください。」とつぶやいたら、次のような答をもらった。

계면쩍다 は 겸연쩍다の変形。照れくさい;きまりが悪い;気まずい。 입맛(을) 다시다 1舌なめずりをする。 2 困惑する;舌打ちする。ですね。ですから バツが悪くて困惑したように頭をかく のような意味では?」

なるほど!

 

2010.10.20


本日3レッスン(2級、3級、3級)。

無料体験レッスンを先週行ったHさんから予約のメールが来た。来週から授業を始めることになった。他の教室の無料授業でハングルは読めるようになっているので、1級テキストでその復習をして、会話編に入る予定。新大久保方面に足を向けて眠れなくなった。

午前中の2レッスンが終わった後、調べ物があったので、歩いて北区立中央図書館まで。約1時間。路地や商店街、公園を通った。面白い。目当ての本を一部コピーし、電車で王子から鶯谷へ移動。台東区立中央図書館まで歩く。本を借り、また歩く。度が過ぎたか頭が痛い。

今年の韓国のミュージカル「ジキル・アンド・ハイド」にチョ・スンウが配役された情報がツイッターに載っていたので、早速返事。「最近見ないと思っていたら、警察の機動隊員をしていたんですね。チョ・スンウの「ジキル博士とハイド氏」、数年前日本で公演があったときに見に行った受講生のNさんから感想を聞きましたが、演技はもちろん、歌も抜群にうまかったそうです。見てええええええええ。」

비록は「たとえ;もしそうであっても」(プライム韓日辞典)、「たとえ、仮に」(ニューエイス韓日辞典)等の訳がある。しかし'비록 남이지만 형제처럼 서로 도우면서 지내자.'(뉴에이스국어사전)は、「確かに他人だけど、兄弟みたいに助け合いながら暮らそう。」と、「確かに」という訳が良さそう。

15日にツイッターで次の質問をした。

「今日の授業で3級のNさんの韓国人の友人が、'방금'と'금방'は同じだ、と言っていたという話を聞きました。'방금'は過去のことで(例:방금 갔어요.)、'금방'は未来のこと(例:금방 갈게요.)と思っていましたが、どうなんでしょうか? どなたか教えてください。」

そしたら同日、次のような答をもらっていたのを今日発見した。

Modena Kim

@ 차이는 있지만 어떤 차이인지 설명할 수 없었는데 @님 설명이 맞는 것 같네요! '금방'의 경우, '금방 왔어요'라고 쓰는 경우도 있지만요.」

「금방」は過去の動作にも使えるというのを初めて知った。早速お礼の返事を送った。

 

2010.10.19


本日2レッスン(4級、2級)。

4級のOさんが最後の35課を終える。次回から聞き取り問題の台本を読む総復習。それが終わると上級(5級)に上がる。授業が終わって、「韓国語学習は自分の勉強もあるが、先生にも左右される。私は運が良かった」とOさん。いいえ、Oさんの努力の結果です。

午後、韓国の雑誌記者から取材インタビューを電話で受ける。韓国語で50分ほど。記者曰く、「とても面白かった。」

参考になる韓国語関連サイト① 尊敬する前田先生のミレ韓国語学院。通訳ガイド試験に合格する前までほぼ毎日チェックし、著書も買った前田先生のHP。先生が専門学校を開いたことを、先生のファン(「マエラー」という)のDさんから授業中に教えてもらった。http://mire-k.jp/

 

2010.10.18


前日に続いて韓国の農学博士の通訳。午前中、知人と歓談。昼食をともにし、空港行きの電車に乗ってもらい、仕事は終了。もうへとへと。

留学時の思い出①「ケガ」。友人達に誘われ、鐘路や仁寺洞でよく酒を飲んだ。韓国人の友人の間で話をするとき、「ケガ」という「音」が耳についた。初級では何故毛の話をするのかと思い、中級では韓国人は犬や蟹がそんなに好きなのかと不思議だったが、上級になって知り合いの噂話だと気づいた。

悲しき韓国語暗記術番外編①のりピーを狙うカメラマン노리피를 노리는 카매라맨/留学時、노리다をなかなか覚えられなかったので、仕方なく酒井法子と関連付けた。恥ずかしくて人には言えなかった。その後、노리다を見るたび、のりピーの顔が浮かんだ……。

 

2010.10.17


15日、2レッスン(3級、4級)。

3級のNさん。金先生と始めて電話でレッスンをしてもらう。4級のJさん。オーバーラッピングとシャドーイング、問題なし。フリートーキングで、来月韓国旅行に行くとのこと。うらやましい。

二重パッチムの読み方をわかりやすく解説したページその1。 http://sakuragihiiro.blog108.fc2.com/blog-entry-19.html

二重パッチムの読み方をわかりやすく解説したページその2。 http://wakaba330522.spaces.live.com/blog/cns!156472CA4881F189!1113.entry

座布団は방석で、刺繍は자수。思い出せずに授業後辞書を引いた。

今日の授業で3級のNさんの韓国人の友人が、'방금'と'금방'は同じだ、と言っていたという話を聞いた。'방금'は過去のことで(例:방금 갔어요.)、'금방'は未来のこと(例:금방 갈게요.)と思っていたが、どうなんだろう?

'한라산과 지리산 중에서 어디가 올라가기 힘들어요?'の'어디'を'어느 것이'に換えられるかどうか、という質問が出た。ツイッターでつぶやいたところ、次のような答をもらった。

Dunmel  '것'은 단일 사물을 지칭하는 대명사죠. 산은 사물이라기보다는 장소라고 보는 편이 합당할 것 같으니, 적절하지 않은 것이 아닐까 싶습니다.」 

박지연  어느 것이 라고는 쓰지 않는 것 같아요. 어느 산이 라고 쓰는게 더 자연스러운데요..」

'꽃 단장을 하다.'の意味についても尋ねたら次のような答をもらった。

당그니재팬   아주 예쁘게 꾸민다는 뜻입니다. 단장은 新しく装飾をするとの意味です。」

'입맛을 다시며 계면쩍은 듯 머리를 끍었다.'について訊いたら次のような答えをもらった。

당그니재팬    입맛을 다시며는 무언가 하고 싶을 때 하는 행동을 말합니다.계면쩍은 은 쑥쓰럽다는 뜻으로 즉, 무언가 하고 싶지만 못하는 상황을 뜻함」

16日、4レッスン(2級、3級、5級、3級)。

目まぐるしい一日だった。1時間ちょっと電車を乗り継いで神奈川へ出張しレッスン。事務所に戻って急いで昼食を済ませ、午後3レッスン。直後に金先生が来た。お連れ合い手作りのキンパプと鶏肉の炒め物とキムチを食べながら話した。その後出迎えのため羽田空港へ。終電で帰宅。

17日、韓国の農学博士の講演を通訳し終えて帰宅。経済用語が飛び交ったが、次第になれた。新聞を毎日丹念に読んでいる成果がこういうときに出る。講演1時間、質疑応答30分。その後ティップリが約3時間で、いつものことだが食べる間もあまりなく、ひたすら日↔韓を訳し続けた。もうぐったり。

http://dic.daum.net/dic/view_top.do  和訳作業のときに重宝しているネット辞典。知っている単語も確認のためここで検索している。

 

2010.10.14


14日、4レッスン(1級、2級、4級、3級)。

午前中、金先生とスカイプで話しながらツイッターの仕方を教わる。そしてrinmukuでつぶやき始める。

よく質問をする3級のMさんは、オーバーラッピングもシャドーイングもすらすら言えて、ほぼ問題がない。上達した。3級テキストの壁の一つである'-더니'の説明も無事終わった。私は留学時、この表現がどうしても理解できずに苦しんだ。

 

2010.10.13


8日、3レッスン(2級、4級、3級)。

Mさん、4級初レッスン。

9日、5レッスン(2級、3級、3級、5級、1級)。

夕方のフリートーキングが終わった後、金先生からツイッターとiphoneの説明を聞く。

12日、2レッスン(4級、2級)。

13日、3レッスン(3級、2級、5級)と体験レッスン。

3級のTさんの授業で、初めて金先生と電話で話してもらう。そこで出た問題。

「50명」は「오십 명」か、「쉰 명」か?

金先生によると、会話では、49人までは固有語、50人からは漢字語を使う場合が多い。

5級のKさんは中国語の通訳だが、英語の通訳案内士試験にも昨年合格した。先日、英語の通訳ガイドをしたそうだ。初めてでとても緊張したという。オーストラリアとニュージーランドのVIPだったそうだ。中国語と英語で仕事をして、韓国語も上級だ。すごい。尊敬。Kさんみたいに私もなりたい。テキストの26課を終え、15分ほどフリートーキング。子育ても話題になる。

体験レッスンは昨年坂本塾で一緒に学んだHさん。久しぶりだ。坂本先生はロシア語を勉強されていてお元気らしい。よかった。Kさんはすでに某韓国語専門学校で授業を受けていて、ハングルの読みは覚えていた。最初の壁は突破している。来週から授業を始めることになった。

 

2010.10.7


2日、4レッスン(4級、3級、3級、5級)。

5日、2レッスン(4級、2級)。

6日、1レッスン(1級)。

7日、2レッスン(3級、3級)。

韓国で白菜の値段が高騰し、食堂でキムチのお代わりが有料になっているそうだ。また、東大にコリアンセンターができて、所長に姜尚中氏が就任したとフリートーキングで話題になった。

 

2010.10.1


1日、2レッスン(4級、3級)。

4級のYさんと30分弱ほどフリートーキング。

私「韓国語を学ぶ目的は何ですか?」

Yさん「りんどうむくげに就職することです」

私「ええ?! 個人事業者なので今雇用は無理ですが、将来可能性があるかもしれません。しかし、どういう仕事をするつもりですか?」

Yさん「翻訳をしようかと……」 

私「教室の講師や通訳もやってもらいますよ」

Yさん「ええ?!」

私「零細企業では何でもしなければならないのです!」

あっという間に時間が過ぎた。

3級のKさんの授業でも短時間だが最後にフリートーキング。間が空くことなく小気味よいやり取り。上達している。3級テキストも残すところ後数課。おお。昨日書いた結論をまたしても再確認。

 

2010.9.30


28日、2レッスン(4級、2級)。

夜、無料体験レッスン申し込みのメールが届く。

29日、5レッスン(5級、3級、3級、1級、1級)。

5級のKさんの授業では、冒頭、汗と涙の結晶である韓文和訳の裏技の一部を紹介した。

3級のMさんはソン・スンホンの新作映画を見に韓国に行き、舞台挨拶に立った彼と異なる映画館で二度も握手をして、なおかつ韓国語で語りかけたという。

3級の総復習が終わり、フリートーキングでそう話すMさんの会話力は確実に向上していた。ほぼ10分間よどむことなく韓国語があふれ出ていた。

結論。3級から4級に上がる前後に話す能力が飛躍する(ことが多い)。そして、愛は国境を越える(宝塚『ベルサイユのバラ』の歌の数々が私の頭の中を巡り巡っている……)。Mさんの見事なしゃべっぷりを聞き、そう確信した。

30日、3レッスン(1級、2級、1級)。

体重を量ったら1.5キロ落ちていた。先日の翻訳作業の影響だ。

 

2010.9.28


21日、2レッスン(4級、2級)。

22日、4レッスン(2級、4級、1級、1級)。4級のTさんの初レッスン。他の教室で5級テキストを習っている上級者だが、話す能力を上げる目的で4級テキストを使うことになった。

23日、3レッスン(5級、3級、3級)。

24日、2レッスン(3級、2級)。

25日、1レッスン(4級)。

昨日、ご予約いただいていた2レッスンを申し訳なかったが時間の都合でこちらから事前にキャンセルし、翻訳の仕事を仕上げて納品。

5日間で教室と保育と毎日出張があって約4万3千字。翻訳に費やした実質労働時間を調べたら、1本目の20時間と2本目の22時間で計42時間。1時間で原稿用紙2枚半の計算だ。

続いて翻訳ソフト、トラドスの研修会に参加。そこで受講生のKさんとばったり出会い、互いに驚く。トラドスの基本機能を大雑把にではあるが把握でき、満足。

 

2010.9.25


21日に打診があり、翌22日に請けた翻訳の仕事にここ数日追われている。電車での移動中もノートパソコンで作業。この忙しさは久しぶりだ。原稿は2本あり、原用紙約55枚の1本目は授業をはさんで丸二日掛かった。24日夕方の締切前に納品。ただいま2本目と格闘中。原稿用紙約50枚の分量。2本で合計100枚以上。請け過ぎ。休日も土日もない。新聞は将棋欄を除いてほとんど読めずに溜まっていくばかり。これもストレス。やはりレッスンのほうが楽しい。

 

2010.9.20


17日、3レッスン(3級、4級、3級)。

Kさんの息子さんが今月末から半年間韓国に留学する。親子で韓国語の勉強だ。うらやましい。

18日、4レッスン(2級、2級、2級、3級)5コマ。

夜、金先生の知人である米国人が来たということで呼ばれ、金先生とお連れ合いとともに4人で食事をしながら3時間ほど話す。大体聞き取れたが、言いたいことが喉で止まって声にならないことが多かった。

英作文の本とスペイン語テキストのそれぞれの例文を一文ずつ単語カードに書いて覚えることにした。そのカード作りに今はまっている。

貸していたCDをTさんから返してもらったが、美術展の券が同封してあった。ありがとうございます。

鋭い質問を毎回するMさんの疑問を金先生に問い合わせたところ、返事が来た。そのまま引用する。

1. 私が金先生に出した質問メール

 '- 그래요?' '- 어때요?' 어떻게 달라요?

비가 오는데 우산을 쓰지 그래요?

비가 오는데 우산을 쓰면 어때요?

일어로는 「雨が降っているので傘を差したらどうですか?」이고 마찬가진 같아서요.

부탁합니다.

2. 金先生の回答メール

답변입니다.

표현은 차이가 있습니다.

비가 오는데 우산을 쓰지 그래요?

ーした方がいいんじゃないですか 라는 느낌으로

-하는 좋다는 뜻의 권유입니다.

표현은 되도록 그렇게 하라는 뉘앙스가 깔려있습니다.

ex>

먹지 그래

자지 그래

비가 오는데 우산을 쓰면 어때요?

「雨が降っているので傘を差したらどうですか?」

제안입니다.

상대가 받아들이지 않아도 괜찮다는 뉘앙스가 있습니다.(引用終わり)

なるほど。

 

2010.9.16


13日、1レッスン(2級)2コマ。

受講生のNさんは娘さんも韓国語を勉強していて、8月に一緒にソウルへ旅行。親子で学び、旅も一緒に行くなんて、とてもうらやましい。1コマ以上、そういう話になった。

14日、2レッスン(4級、2級)。

4級のOさんは先日受けた韓国語能力試験の作文で800字全部書けたそうだ。事前に練習を重ねたそうだが、すごい。

15日、3レッスン(4級、1級、1級)。

1級のMさんは一日約1時間学習しているという。この積み重ねが必ず力になる。

16日、5レッスン(3級、3級、5級、2級、3級)。

5級のKさんとのフリートーキングで、一部の中国人観光客の車内マナーが話題になった。話を聞いて正直驚く。夜、翻訳の仕事を仕上げる。

音読していた英字新聞を誤って資源ごみに出してしまったので、『あなたも通訳ガイドです』の音読を30分。スペイン語はNHKラジオ講座テキストの音読とカード作りを30分。移動中や散歩のときにNHKラジオの「ワンポイントニュースで英会話」「英語5分間トレーニング」「英語ニュース」と「ハングルニュース」のシャドーイングを約1時間。以上、ここ最近の学習内容。

 

2010.9.14


(続き)

しかし、困ったときに助けてくれたのは韓国人の友人・知人たちだった。

最初は一年の予定だった語学研修派遣という形での留学を最終的に二年間も許してくださった、以前勤めていた会社の辛淑玉社長。留学の心構えについて懇切丁寧に教えてくださった。「どの国にも、どの民族にも、いい人もいれば悪い人もいる」という在日の社長の言葉は今も座右の銘だ。

留学2ヶ月目でパソコン2台が盗まれたとき、仕事があるにもかかわらず下宿の主人とやり取りをし、また、派出所に行って盗難証明書の作成を警察官に頼んでくれ、さらに2週間ほどの居候場所を提供してくれ、その上一緒に新しい下宿を探してくれたSさん。

一週間でたたき出されはしたが高層団地の一室を提供してくれたK姉さん。

SさんとK姉さんはその後約半年間、一週間に一度ほど電話で連絡をくれ、インサドンやチョンノの飲み屋で一緒に酒を飲んだ。心配してくれていたのだ。

盗難にあって茫然自失状態の私に声をかけ、1級の修了式の数日後に食事に誘ってくださったソウル大学語学研究所の担任のM先生。

留学中、下宿は3軒はしごしたが、2件目の忠清道出身の下宿のおじさん(予想通りゆったりとした口調)とおばさん(想定外のものすごく早口)夫婦は外国人の私に気を遣って、いろいろ話しかけてくださった。ボイラーの故障でシャワー室のお湯が出ず、冬は死ぬ思いをしたが。

一週間に1-2度の頻度で会ってくださり、多岐に渡って指導してくださったI先生。

交換学習をしたOさん、Yさん、Cさんなど十数人の人々は、言葉だけでなく、韓国の歴史や社会についてたくさんのことを教えてくれた。

留学終了後に帰国してまもなく、交換学習をしたCさんから紹介してもらい、新宿で会って以降今年で9年の付き合いになる金玄謹先生。唯一無二の友人であり同僚だ。

韓国社会でもまれて絶望の淵も垣間見たが、幸い、こうした韓国および在日の先輩・友人・知人たちに支えられ励まされて留学を何とか終えることができた。運が良かった。そして、この人々のおかげで、今も韓国語を仕事として生きることができている。ひたすら感謝している。

韓国人に苦しみ、韓国人に助けられた--韓国語を学んできたこの11年を一言でいうとそうなる。

というわけで、韓国・韓国人に対しては、好きと嫌いがごちゃごちゃ入り混じっている。それでいいと思っている。

ともかく、隣の国とそこに住む人々との切っても切れない関係はこれからもずっと続くのだ。

 

2010.9.12


3級のNさんからレッスン予約のメールをいただいた。一部引用する。

「先生に悩んでいたことをお話したら、少し楽になりました。/大好きな韓国ですが/正直に言うと、全てが好きなわけではありません。/知れば知るほどに/嫌な部分も少しずつ感じているこの頃です。/でも、そんなことは気にせず韓国語の勉強は続けますが」

私は次のように返信した。

「私も韓国と韓国人に対してはいろいろ入り混じった感情を持 っています。/留学中に嫌なこともいくつか経験しました。/ただ、困ったときに助けてくれたのも韓国の友人達でした。/甘い水も苦い水もあることを押さえた上で、韓国及び韓国人 と今後も付き合っていこうと思っています。」

私が留学した1999年9月から2001年8月までの丸2年は金大中政権で、日韓関係では未来志向が打ち出されていた。しかし、2000年にいわゆる「歴史歪曲教科書」問題が噴出し、社会の雰囲気は改善から悪化の方向へ転換した。

ソウル大語学研究所に韓国語教師の卵として研修に来た女性は、顔に「嫌日」と書いてあるほどの露骨な嫌悪感をクラスの中の日本人学生に示しながら質問をしてきた。今でも鮮明にその顔を覚えている。「これが反日感情か!」 強烈な体験だった。日韓の歴史の勉強に拍車がかかった。

私は、教科書問題によって在外邦人、特に韓国にいる日本人がどういう立場に置かれるかを鑑みない日本政府を一人恨んだ。しかし今振り返ると、社会の雰囲気の悪化を感じていたのは私以外の日本人学生も同じで、全体的に明らかに動揺が走っていた。3級テキストの最後には三一独立運動に関する課があるが、「どうしてこんな内容を教科書に載せるんだ」と先生に抗議する人間もいた。それほど親しくない年下の男子学生から酒に誘われ、彼の下宿で韓国人の反日感情と日本の民族主義についての話を2時間ほど延々聞かされたこともあった。

韓国人の知人と交換学習をしている最中に見も知らぬ連中から聞こえよがしに「チョッパリ」と言われたことが2度あった。お年寄りではなく、20-30代の若い声だった。

下宿近くの食堂でカレーライスを頼んだら、皿洗いをしていた経営者の女性がゴム手袋をしたまま皿に飯とカレーを盛ってそのまま出した。私の後に来た韓国人の客の注文に対してはゴム手袋を脱いで料理を作り、出していた。そのとき怒ればよかったのだが、そうすべきだったのだが、反日感情の重圧で声が出なかった。

下宿の主人の親戚のうちに呼ばれて和やかな雰囲気の中で食事を一緒にしている最中に突然「ところで独島は韓国の領土か、日本の領土か?」と聞かれてむせかえった。酒が入っていたこともあって質問者のおじさんの顔は笑っているのだが目だけ笑っていない。おじさんにとって初めて会った日本人がどういう反応をするのか、じっと、冷静に、観察していたのだ。

時は少し遡り、教科書問題が社会的に取り上げられる前だが、留学を始めて2ヶ月が過ぎた1999年11月3日(文化の日だから覚えている)、ノートパソコンとモバイルノートの計2台を下宿部屋で盗まれた。授業が終わって帰ったら部屋の戸が開いていて、あるべき2台が消失していた。初めての盗難経験による心の痛手は大きかった。目にする人間すべてが泥棒に見えた。韓国滞在数年で仕事もしている知人に電話したら「下宿の親父がやったに違いない」。

その下宿は気味悪いので数日後に引越し、知人の韓国人の江南にある高層団地に居候させてもらった。その知人の父親が日帝植民地時代の子どもの頃、日本人教師から何度も殴られた人だった。ご飯を食べながら、当時の思い出を語った。にんにくを食べると屁がよく出るのだが、屁が出るたびに担任の日本人が何度も何度も殴るのだ……。居たたまれなかったが、他に行く所がなく、韓国語も1級テキストの後半の未来形が出てきたところぐらいの実力だったので如何ともしがたく、黙って聞いていた。

一週間経った夜、シャワーを浴びて自室に戻ると、その知人の父親がノックしてきて、「シャワーの音がうるさい。今すぐ出て行け!」

分かりましたと答え、荷造りをはじめた。外出中の知人に電話をしたら、彼女は、今すぐ戻るからとりあえず待てと言った。私は、いや待てない、今すぐ出ていけと言われたのだから今すぐ出て行きたい、今夜はホテルにでも泊まる、と答え、荷造りを続けた。数時間後、帰宅したその知人が知り合いに連絡を取ってくれ、そこにしばらく居候できることになった。タクシーに荷物を溢れるほどぎゅー詰めし、2度目の引越し先に向かった。

泥棒とたたき出しの衝撃は思ったより長引いた。己の不運を呪い、真剣に帰国を考えた。その後の数ヶ月は、ちょうど2級テキストの学期だったが、やる気と集中力は地に落ちた。(続く)

 

2010.9.11


10日、2レッスン(3級、3級)。

他の韓国語教室に通っていた3級のNさんは、韓国人の先生から「子どもが覚えるように韓国語を覚えろ」と言われてしばらく悩んでいたそうだ。理屈抜きに、という意味だろう。だが、大人は理屈抜きでは外国語を習得できない、というのが私の意見。このことについて話す。

親子で韓国語を学んでいるというなんとも羨ましい3級のKさんの息子さんが近々留学するので、注意すべきことについて話になった。半年間大学の寮で暮らすそうだ。私の助言は「泥棒に気をつけろ」。自分が留学中に下宿に置いておいたノートパソコンが被害にあったからだが、ノートパソコンを日本から持っていくなど論外。いちばん狙われる。一人部屋だそうなので同室者を警戒する必要がない分だけ楽。しかし気を緩めることはできない。できれば中古のデスクトップを現地で調達するのがいちばんだ。これなら盗まれないだろう。データはメモリに必ずバックアップ。場合によっては小さな腹巻の使用も必要だろう。などなど、いろいろ経験を交えて話す。

11日、1レッスン(2級)。グループレッスンだが、皆さん韓訳の的中率が高くなっている。

9月に入ってスペイン語学習を再開。すっかり忘れている。最近は英字新聞とスペイン語ラジオテキストの音読をそれぞれ30分ずつ。

 

2010.9.10


7日、2レッスン(4級、2級)。

8日、1レッスン(1級)。

9日、2レッスン(2級、3級)。

私が韓国旅行でお世話になった韓国人によく言う感謝の言葉は次の通り。

도움이 됐어요. / 공부가 됐어요. / 좋은 경험이 됐어요. / 많이 배웠어요.

4級のOさん、3級のMさんが12日の韓国語能力試験を受けるとのこと。合格を祈っています。

 

2010.9.5


29日、二度目の通訳案内士(英語)試験を受ける。会場は武蔵野市の成蹊大学。外国語は10:00-12:00。地理・歴史・一般常識(14:00-17:00)は免除申請して受けなかった。英訳単語(15問)は医療関係が3問出ていた(つわり・予防接種・はしか)。官庁関係では「法務省」と「観光庁」、食べ物は「いわし」、観光は「観覧車」と「商店街」、など。和訳は江戸時代の浪人。読解は相撲。英訳はスキー場。自由英作文はバレンタインデー、という内容だった。

去年よりは答を書けた気がするが、終了後間違いに気づいたところもかなりある。自己採点で50点前後か。合格点の70点には程遠い。和訳と読解は手ごたえがあったが、英作文と単語は力不足が明白で無残な結果だった。ここが課題。昨年坂本塾で教えていただいた参考書がきわめて有効であることも分かった。それらをもっと勉強しておけばよかった……。後悔先に立たず。受講料約1万円はそれだけ見ると高いが、勉強する動機付けになったことを考えると値頃感のある「研修費」といえるだろう。

試験が終わったその足で息子とともに帰省。最近日によっては中国人の団体観光客が数百人単位で訪れまとめ買いして行くこともあるらしいデパートの鶴屋で念願の仮面ライダーダブルのダブルドライバー(ガイアメモリ4個付き)を買い、ウルトラマンランドでキッズ警備隊員になってベリアルと戦い地球を守り、グリーンランドで遊具に乗りまくるという、息子にとっては最高の、父にとっては疲労困憊の4日間だった。

2日、5レッスン(2級、3級、3級、3級、3級)。

3日、3レッスン(2級、4級、3級)。

4日、4レッスン(4級、2級、4級、4級)5コマ。

今週も授業中にさまざまな質問が出てそれに答え、また有意義な話をいろいろ聞くことができた。その中のいくつかをランダムに並べてみる(すべてその場で詳しくメモしておくべきだった)。

韓国では、本当に仲の良い同士では割り勘をする。

「애」は“「아」「이」の「애」”(「アイのエ」)、「에」は“「어」「이」の「에」”(「オイのエ」)と呼ぶ。

フリートーキングで思ったことがすんなり言葉にならないのは「出し慣れていない」から。だから、「出し慣れる」ことが大切。場数を重ねるということ。

チョンニャンニの雰囲気が好き(同感)。

「できる」という意味の「-ㄹ 줄 알다」と「-ㄹ 수 있다」はどう違うか?

「~したいと思います」を「-고 싶다고 생각하다」と言ってはいけない。ではどう言うべきか?

「-지요?」と「-지요.」は韓国人の一般的な性格をよく示している表現だ。

方向音痴は「방향음치」

「~ようだ、みたいだ」の「것 같다」「-나 보다, -ㄴ가 보다」「모양이다」はどう違うのか?

韓国語学習は海を泳いでいるようなもの。「広すぎていやだ」と思うか、あるいは「泳げて楽しい」と思うか、によって気分がぜんぜん違う。楽しみながら学びたいものだ。

 

2010.8.29


28日、3レッスン(3級、2級、3級)。

3級のKさんの発音と抑揚が非常にいいので、そのわけを訊いたら、『韓国語ジャーナル』のCDを使って練習したという。納得。使える教材だ。「잘되다」と「다행이다」、「곤란하다」と「큰일이다」、「몇 명」と「여러 명」のそれぞれの違いについて話になる。

2級のTさん、Tさん、Fさんのグループレッスン。皆さん確実に上達している。「시간이 나면」と「시간이 있으면」の違いなどについて質問があった。

3級のNさん、初レッスン。実力は4級(中級の上)だが、会話力の向上が目的ということで、易しめの3級テキストを使う。発音・抑揚ともにほぼ問題なし。フリートーキングも少しする。韓国人の友人から「テキスト学習では会話力を伸ばすことはできない。韓国人とどんどん話すべき」といわれ衝撃を受けたそうだ。言わせてもらうと、半分当たって、半分間違っている。両方を平行すべきだ。でなければ必ず行き詰る。この点につき、留学中の体験も含めて授業でいろいろ説明した。「추 줄 몰랐다」と「추 줄 몰랐다」の違いについて説明する。

夜、フリートーキングを終えた金先生と夕食をとりながら経営戦略会議。いろいろ話す。「プライム日韓辞典」に載っていた例文を引いて、「이제 와서 바둥거려도 소용없어요.」(今さらじたばたしても始まりません)といったら、「そういう表現はあまり使いません」だって。「辞書は当てになりません」とも。やはり金先生に直接訊くのが一番のようだ。辞書で調べるのを前提にして、だが。

 

2010.8.26


24日、2レッスン(4級、2級)。

深夜、イ・チャンドン監督の新作『詩』をDVDで見る。ハムレットに出てくるオフィーリア(を主題にした、名前は忘れたが確か英国の画家……と、ネットで探したらあった、ジョン・エヴァレット・ミレーの作品)を思わせる導入部分からして刺激的。「老い・女性・貧困」という主題は重たく、今も内容を反芻している。イ監督の問題意識とまなざしはデビュー作から一貫している。前作の『密陽』もよかったが、今回もすばらしい作品だ。

ハムレットで思い出したが、30年近く前の学生時代に読んだ関廣野の『ハムレットの方へ』は名著で、当時何度も読み返したなあ。参考文献を見たら日本語だけでなく、英語・仏語・独語の本がこれでもかと挙げられていて、ぶったまげたのを覚えている。

25日、1レッスン(1級)。

体験レッスン。現在2ヶ所の韓国教室に通っている上級の方。会話ができないのが悩みということだったが、通っている教室の講師が二人ともよく喋るとのこと。悩みを解消する鍵はそれと関連がありそうだ。体験レッスンでフリートーキングをしたところ、問題なかった。会話の際の反応速度は後からついてくる。音読の方法やハングル・ニュースを使った練習方法について説明。体験レッスンなのにサービスしすぎではとも思ったが、結局思いついたことを全部喋った。要は、話す練習だ。音読練習を積み重ね、フリートーキングの場数を踏めば確実に上達するだろうことを確信。

26日、数日前に請けた翻訳の仕事を未明に納品。昨年から単価が25%下がったので辛い。

遅めに起きた後、英語の勉強。

他方、肝心のスペイン語はここ一ヶ月くらいほっぽらかし。読み聞きしないと砂がこぼれ落ちるようにどんどん忘れていく。日頃、授業で「覚えて、忘れて、覚えて、忘れて。それでいいんです」「外国語の学習は(古い例だが)粉ジュースと同じ。練習しないと粉が沈殿しますが、かき混ぜる(=練習を再開する)とたまった粉が浮き上がります」と受講生によく言っているのだが。私のスペイン語学習だけ底の抜けた砂時計ってことはないよね! と、自分に言い聞かせている。

別の翻訳の仕事の依頼が来たが、締め切りを見ると時間的に無理なので断った。もったいないが。

猛暑のため連日クーラーをがんがん入れている。

 

2010.8.22


通訳の仕事、無事終わる。同時と逐次の両方。4人でチームを組み、分担しながら進めた。男は私だけ。午前11時に控え室で打ち合わせ。弁当を食べながら最終確認。午後、本番。久しぶりなのでとても緊張した。同時韓訳→同時韓訳→逐次和訳→同時韓訳と、何とか無事終了。やはり和訳の方が余裕を持ってできるので楽。仕事が終わり、家まで歩いて帰る。2時間近くかかり、いい運動になった。

最近思いついた、ただでできる通訳練習。①NHK第一ラジオ昼のニュース(12:00-12:10)を録音し、「一文ずつ止めて韓訳」「速度を落として通しで韓訳」「通常速度で韓訳」のうちできるものを選んでする。②同じ日のNHK第二ラジオのハングルニュース(18:15-18:30)を①と同じ方法で練習する。ハングルニュースは日本語のニュースの翻訳だから、内容がほとんど同じなので、日韓双方向の通訳の練習にもってこいなのだ。9月以降、言いっ放しの自分もやってみよう。

 

2010.8.21


19日、1レッスン(1級)。最終課の30課が修了。総復習に入る。

20日、2レッスン(4級、3級)と体験レッスン。Nさんの無料体験レッスンは、試験の目標や留学など、いろいろ話になって1時間を超過。実力は4級だったが、復習も兼ね、3級テキストを使って早速来週から授業を始めることになった。

別の方から体験レッスン申し込みメールをいただく。

 

2010.8.18


17日、1レッスン(3級)。

18日、3レッスン(3級、3級、1級)。

「들어가다/들어오다」と「돌아가다/돌아오다」はどう違うのか? 3級のMさんから質問があったので、授業で説明した。次のような内容。

 

들어가다/들어오다

돌아가다/돌아오다

構成

들다(入る)+가다/오다

돌다(回る)+가다/오다

原イメージ

入って行く/来る

回って行く/来る

意味

(自分の居場所に)帰る

(他人の居場所に)上がる

 

 

 

 

(自分の居場所に)帰る

 

戻る

曲がる

遠回りする

死ぬ

「(自分の居場所に)帰る」という意味が共通しているので混乱しやすい。が、原イメージをつかんでいれば、怖いことはない。

「되다」についても訊かれた。2級第1課で登場し、2級の主題の一つともいえる「되다」。その意味はいろいろあるが、3級後半までに出てくるのは次の通り。

①(ある状態に)なる、②(時に)なる、経つ、③(食事などが)できる、④良い、結構だ(肯定的評価と拒絶の二つの意味がある)、⑤うまく行く。

したがって、その否定の「안 되다」の意味は当然、①から⑤までの否定になる。特に⑤の否定は「うまく行かない」となるが、その訳には、「気の毒だ」「可哀想だ」「残念だ」などがある。

「中」を表す안と속の違いについても質問が出た。大まかに言って、「안」は見える「中」で、「속」は見えない「中」。それゆえ、「心の中に」は「마음 속에」になる。

「その後」「それ以降」と訳せる「그 후에」と「그 후로」の違いについては金先生に電話して確認。前者は「物事すべてが終わって頭の整理がついている」、後者は「物事すべてがまだ終わっていず、頭の整理がついていない」、とのことだった。

授業が終わった後、韓日辞典や広辞苑を調べた結果、「그 후에」は「その後に」、「그 후로」は「その後で」と訳し分けられることが分かったが、ソウル第3級テキスト152ページの例文「그 후로 내 딸은 방에서 나오지도 않고 밥도 먹지 않습니다.」の場合、「それ以降」がいちばんはまるので、「その後で」は使えない。

質問されたわけではないが、気になっている表現三つを見てみる。

①「-나요?」。韓国語文法辞典には、‘나?’は‘-은/ㄴ가?’と同じ意味で使われ、’-ㅂ니까?’より柔らかい感じがする、とあった。

②「그저 그렇다」。ニューエース韓日辞典(小学館の『朝鮮語辞典』とほぼ同じもの)には「①ただそれだけだ、なんでもない。②(満足でも不満足でもなく)まあまあだ、まずまずだ。」とあるが、これに「今一つだ」を加えたい。(ソウル大3級テキスト55ページには次の例文がある。

중간 시험 잘 봤어요? – 그저 그래요. 80점 정도밖에 안 돼요.

太字部分を「なんでもない」とか「まずまずだ」とはできない。「いまいちだよ」ぐらいだろう。

③「지금 나와 있는 방은 아주  밝아요.」(ソウル大3級テキスト291ページ)をどう訳すか? 前後の文脈から言って「今空いている部屋はとても明るいです。」とするほかない。しかし、私の持っているたった2冊の韓日辞典に載っている「나오다」には、「空く、空いている」という項がないのだ。しょうがないので関連語の「나다」を見たら、「(時間などが)空く」があった。아, 참、これは2級テキストの趣味の話で出てくる表現だ! 「시간이 나면 뭘 해요?」。また、「내다」を見ると「(時間などを)空ける」があった。この二つの単語から類推して、「나오다」には「空く」という意味があるはずだ。他の辞書に当たってすべき検証は나중에.....

最近、事務所の付近で夜間に下水管の取替工事をしていて、騒音で眠れない日がある。それが年末まで続くと聞いてげんなり。ということもあって1ヶ月ほど前から睡眠導入剤を使っている。効き目抜群だ。商品名は、『ポラムの家』。5級で使っている韓国ラジオドラマだ。役者の話術がうまいので、何度聞いても飽きない。昨晩は笑いながら全編聞いてしまった。かえって眠れない……。

少し前に請けた通訳の仕事に関して主催者から電話が入った。会場入りの時刻や報告者の原稿が入る日時などを知らせてくれる。なんだ、原稿があるのか、ラッキー! 原稿無しの同時通訳もあると思って少し緊張し、ハングルニュースを使って練習していたが、緊張が一気に解け、練習へのやる気が雪解け水のようにささああああっと……。原稿の事前読み込みをしっかりやろう。

ここのところ、空いた時間に曽根田憲三+ブルース・パーキンス『シンプルな英語で日本を紹介する』(ベレ出版、2006)を勉強している。内容がえらく気に入ったので、版元に電話した。韓国語版を出版する予定があるかどうか、教材として使えるか、著作権料はどれくらいか、などについて訊く。結論として言われたのは、「日本語も含めて自分で書いたらどうですか?」 それもそうだ。

 

2010.8.14


13日、2レッスン(3級、3級)。

インターネットでKBS第一ラジオの「今日の天気」を聞いていたら、「...비서객들은 각별히 주의하셔야겠습니다.」という表現が耳に入った。この「각별히」=「格別に」は日本よりも韓国でよく使う。

近々する予定の通訳の練習で、ハングルニュースのシャドーイングと速度を落としての同時に通訳。本番では逐次だけでなく同時通訳もあると聞いている。久しぶりなので不安になり、練習を始めた。ついでに英語ニュースも途中までシャドーイング。

そのハングルニュースから。「二分した国論」の「二分した」は「양분된」。

14日、4レッスン(2級、4級、5級、3級)。

 

2010.8.13


9日、1レッスン(2級)2コマ。

10日、3レッスン(4級、4級、2級)。

11日、2レッスン(3級、1級)3コマ。

12日、1レッスン(3級)。

先日請けた翻訳の仕事を昨日納品。表作成に思いのほか時間がかかった。今年も盆休み無し。他の日に休暇をとるつもり。

 

2010.8.7


6日、1レッスン(4級)。Jさんの授業では韓国の建国神話を学んだ。

7日、4レッスン(フリートーキング、3級、5級、3級)。私の確認ミスで4級のOさんと3級のTさんの授業がかち合い、迷惑をかけてしまった。急遽、無料のフリートーキングに変更。Tさんは初めての体験で、刺激になったよう。「Oさんのように話せるようになりたい」という目標ができたそうだ。

続けてTさんの初の3級の授業。問題なく進む。5級のDさんの授業では、通訳案内士試験対策として単語問題と和訳問題に取り組む。3級のHさんの授業では最後に20分ほどフリートーキング。高校野球とサッカーワールドカップについて話した。

知人から国際シンポジウムの通訳の依頼があった。逐次だけでなく同時通訳もあり、経験者を探しているとのこと。請ける。

突然思い浮かんだことだが、「汁かけご飯」という表現の通り、日本ではご飯に汁をかけて食べる。しかし、韓国では汁の中にご飯を入れ、混ぜて食べるのが普通。何故だろう? 日本では「飯」を、韓国では「汁」を主と考えるからだろうか?

 

2010.8.5


2日、1レッスン(2級)。隣県に出張し、グループレッスン。

3日、2レッスン(3級、2級)。3級のMさん、読みの練習でよどみがなく、大変流暢。2級のグループレッスンのYさんとYさん、韓訳練習で正答率が以前と比べ格段に上昇。

4日、2レッスン(2級、1級)。2級のYさん、2級ももうすぐ修了だ。1級のYさん、まだ前半だが和訳が少しずつできるようになってきた。大きな進歩だ。

5日、翻訳の依頼が来たので請ける。2レッスン(5級、3級)。プロの中国語通訳で英語は英検1級に合格したうえ通訳案内士免許保持者で韓国語は5級(凄過ぎる……)のKさん、読みに問題はほとんどない。3級のKさん、上級者だが3級のテキストを使ってよかったと言う。「穴があることが良く分かりました」とのこと。今、その穴を一つずつ埋めている。上級者でも伝聞など中級レベルの文法や表現で穴が開いている、つまりうまく使いこなせない部分が少なくないはずだ。留学を終えた時点の私がそうだった。そこが克服できれば、実力が底上げされるはずだ。

そのKさんから質問として出た「방금」と「금방」の違いは?

「방(過去)、지(現在)、방(未来)」。「『』三きょうだい」とでもよぼうか。

「방금」は「たった(~した)」(過去)。

「지금」は「(~している」(現在)。

「금방」は「すぐ=まもなく(~する)」(未来)。

これをセットで覚えよう。

 

2010.8.1


31日、4レッスン(3級、2級、4級、1級)。

この日もいろいろ質問が出た。

「-네요」と「-군요」はどう違うか?

「-지만」と「-는데」はどう違うか?

酒の席に誘われたが断るとき、正しいのは「미안하지만 못 가요」か、「미안하지만 안 가요」か?

「구두」と「신발」はどう違うのか?

「(まだ)本調子ではない」は、金先生によると「아직 정상이 아니다」、「완전히 회복되지 않다」、「완전히 정상이 아니다」と言う。

「都会の生活」は「도시 생활」。

「사과 세 개 좀 주세요.」の「좀」は、辞書には「ちょっと」と書いてあるが、実はもっと深く大切な意味を持っている。それは何か? などなど。

授業では、2年間の留学で学んだこと、プラス、10年間の韓国語学習の中でつかんだことをギュギュッと凝縮し、「日本語で」(ここポイント)こと細かく受講生に伝えることを心がけている。

夜、暑気払い。場所は湯島の「二東(イドン)マッコリ」。受講生5人に金先生と私の計7人で午後7時から11時近くまで喋る喋る。ポッサム、ユッケ、パジョン、ピンデトク、キムチなどヨロガジ韓国料理にマッコリだ、生だ、サワーだ、マンゴジュースだ……と飲み食いし、最後はピンスでしめて一人3千円行かなかった。韓国の旅行の穴場や日韓の文化的違い、さらには企業内公用語に英語を据えることの是非といった経済問題や育児放棄に関する日韓それぞれの実情などなど、話題は多岐に渡った。

解散後、金先生と近くのマクドナルドでアイスコーヒーをすすりながら今後の「事業計画」について話す。ネットレッスンの準備として、近々スカイプのテストをすることになった。

 

2010.7.30


26日、1レッスン(2級)1.5コマ。

27日、2レッスン(4級、1級)。

28日、3レッスン(1級、1級、1級)。

29日、1レッスン(3級)。

3級3課に出てくる「-(느)냐고 하다」の所で、「寒いかと言う」は「춥냐」か、「추우냐」か? という質問がKさんからあった。金先生によれば、前者は話し言葉で、後者は書き言葉。

30日、2レッスン(2級、3級)。

2級27課で「-아 있다/-어 있다」が出てくる。「-고 있다」との違いを説明。すると、グループレッスンのSさんが次のように言った。「以前通っていた教室で韓国人講師に同じ質問したら、答えられなくて、最後は怒り出したことがあった。今日やっと分かった」。母国語の説明は返って難しいことがよくある。だが、もちろん、教える側が怒り出してはいけない。

3級のMさんは総復習。「-아서/어서」「니까」「-기 때문에」の説明をする。

それにしてもMさんは読みの水準が非常に高い。私の留学時で言えば海外同胞並みのトップクラスの上手さ。訊くと、一日に30分から1時間ほど楽しみながら学習しているという。Mさんはドラマもよく見ている。

留学できるに越したことはないが、できなくても、韓国ドラマを見て、韓国の音楽を聞いて、テキストを使った学習を積み重ねていけば上級になれる。このことを改めて確認した。それにしてもソウル大のテキストは使える。

また、留学した場合、日本語とのワッタカッタ、つまり和訳と韓訳の学習を組み入れると効果が倍増することもMさんの授業中に再確認。習った内容を本当に理解しているかどうかは「日本語直せるか」および「日本語から直せるか」で分かるのだ。

自分が留学したときにそれをしておけば良かった、しておけば帰国後にあんなに苦労せずに済んだのに、としみじみ思う。そういう、「しておけばよかった」学習方法を授業に取り入れ、受講生にしてもらっている。個人レッスンおよび4人上限のグループレッスンと留学時の1クラス平均15人の生徒数という条件の違いはあるが、時間当たりの上達度で見ると、留学時の私よりも受講生の方がはるかに早いわけはそこにある。

閑話休題。授業中に「~と思う」を「생각하다」で表す言い方をよく耳にする(実は私も昔は多用していた……)が、むしろ「것 같다」に置き換えたほうがいい場合が多い。狭い経験から言うと、「생각하다」は「~と考える」に近い、固い表現だ。テレビの討論番組の臭いがする言葉なのだ。「-고 생각합니다」と言われると、背後に田原総一朗やNHKの解説委員が座っている感じがする。例えば、ドラマで「생각하다」をよく耳にするだろうか? 「것 같다」が圧倒的に多いだろう。「것 같다」の和訳は「みたいだ」「ようだ」だけでなく「と思う」もある。

よっぽどの時でない限り、「~と思う」は「생각하다」ではなく「것 같다」にする。これを癖にしたいものだ。

 

2010.7.24


23日は韓国に旅立つお客様のお見送り。

24日、4レッスン(2級、4級、2級)。

2級のTさん、Tさん、Fさんのグループレッスンで久しぶりに韓訳練習をする。この練習は効果があるようだ。正答率が以前より上がっていた。

4級のOさんの授業では「○○뜨리다」と「○○지다」のセットが出てきた。「부러뜨리다折る」と「부러지다折れる」だ。この他動詞と自動詞の組み合わせは大変多く、どちらか一方を知っていると残りも導き出せて便利だ。떨어뜨리다と떨어지다もそうだ。ネットで検索したら出てくる、出てくる。

2級のTさんが総復習を修了し、今日から晴れて中級者。次回から3級テキストを使うことに。おめでとうございます。

夜、フリートーキングを終えた金先生と「経営戦略会議」を、夕食をはさんで3時間ほど行う。

 

23日。

仕事を終え、保育園へ迎えに行く。

一昨日また坊主頭にした子どもはテコンドーの道着に着替える。

肩車をしたりしなかったりで道場へ移動。

1時間半以上練習し、家に帰る。

最近の口癖は「やば」「やばいね」「チョーやば」。

「危ない」という意味と「凄い」という意味が混在している「やばい」の連発だ。

このごろ、将来の夢は「ウルトラマンになること」。

忍者になる夢はどこかへ行った。

夕ご飯を食べた後、プレゼントをもらう。

折り紙の裏に書いた手紙だ。

おとうさんワおこるときもあるけどぼくのおとうさんといるときたのしいですずっとともだちだからネぼくのことワすれないでね

忘れるわけないじゃん。

お父さんもてっちゃんとずっと友達でいるよ。

それにしても、子どもから手紙をもらうのはうれしいなあ。

生きてて良かった。

 

2010.7.22


20日、2レッスン(4級、2級)。

4級も後半のOさん。留学時の同じころの私よりも格段に上達している。2級のグループレッスンでは前回の復習で韓訳をしているが、お二人のYさんはともに以前より正答率が随分高くなっている。

21日、4レッスン(1級、4級、3級、1級)。

1級のMさんの授業で未来形の「-겠다」と「-ㄹ 것이다」と「-려고 하다」はどう違うのか、の話になる。パーセンテージを使って説明した。留学中に学んだことの受け売りだが。また、もし私が今留学するとすれば、少なくとも4級を終えてから、つまり中級を修了してから行くことにする、という話もした。

22日、3レッスン(3級、4級、3級)。

4級に進んだJさんの勉強法を教えてもらった。本文、文法と表現、練習の原文と和訳をパソコンで打つ。授業で間違った箇所を直し、家に帰って復習する。移動中はCDの音を聞く。和訳文を見て韓訳する練習もしているそうだ。読む・書く・聞く・話すを満遍なく行っている。3級の教科書は最初から最後までこのように予習と復習をしたという。道理でうまくなるはずだ。私も留学中にここまで徹底してやっておけばよかったと思った。

3級のKさんは上級なのだが、復習も兼ねて中級のテキストを使っている。3級の前半は間接話法の習得が主題で、練習問題が手を変え品を変えて登場するが、Kさんにとって役に立っているようだ。留学を終えた時点の私はここで引っかかった。すらすら言えなかったのだ。構文を考えるのにも時間がかかり、冷や汗たらたらだったのを今でも覚えている。何故か。あまり使ったことがないからだ。3級と4級のテキストは侮れない。というより、上級者こそ、話す能力をさらに磨くために中級の教科書を今一度手に取り、練習をつむべきなのだ。潜り抜けなければならない関門だ。そのことを今日改めて確認できた。

他に、「50명」の発音は、「오십 명」か「숸 명」か、人数についてどのあたりで固有数詞(하나,둘...)と漢数詞(일,이...)が交代するのか、ニュースで固有数詞と感じ数詞を混ぜて人数を表現していること、「프랑스」と「흐랑스」のどちらが正しいか、「-느냐고 하다」と「-냐고 하다」のニュアンスの違いについて、などを学ぶ。

英語は反訳。スペイン語はシャドーイング。

 

2010.7.17


17日、2レッスン(5級、4級)。夕方、翻訳の仕事の依頼があり、請ける。夜、韓国旅行の打ち合わせ。

先日、劇作家のつかこうへいが死んだ。高校から大学にかけて、『熱海殺人事件』『初級革命講座飛龍伝』『郵便屋さんちょっと』『出発』など初期の作品を演出し、出演した。それほど「つかブーム」にどっぷり浸かっていた。高校のときにどうしても観たくて、わざわざ隣県の福岡市にまで出かけたつかこうへい事務所の『熱海殺人事件』には度肝を抜かれた。当日券の二階席だったが、風間杜夫・平田満・加藤健一が出演していて、そのテンションの高さに圧倒されたことを覚えている。演劇では井上ひさし、別役実、安部公房とともに骨の髄まで影響を受けた(もろ70年代!)。今思えば、在日二世としての「恨」が戯曲に刻み込まれていた。合掌。

数日前、映画『ペパーミントキャンディー』をDVDで久しぶりに鑑賞。以前より聞き取れる箇所が増えているので一人ほくそ笑む。

英語は反訳。スペイン語はシャドーイング。

 

2010.7.16


15日、3レッスン(3級、1・2級、3級)。3級のMさんは総復習の2回目。読みが本当に上手。授業後、ソン・スンホンの新作映画について少し話になる。1・2級のシューレ大学の学生たちと授業が終わった後で近くの韓国料理屋に行き、プデチゲ、チャプチェ、トゥブキムチを食べる。3級のMさんはいつものように鋭い質問。「-ㄹ까요?」と「-ㄹ래요?」の違いなど、私も勉強になった。オーバーラッピングとシャドーイングが以前に比べ格段に上達した。CDの速度についていけている。

16日、2レッスン(3級、3級)。3級のKさんの授業で、「-느라고」のところで質問。関連して、「-아서/어서」と「-니까」と「-기 때문에」の違いについても説明。日頃、「『왜?』には『-아서/어서』で答える」という原則を授業中に口を酸っぱくして言っているが、その訳も分かってもらえたようだ。

 

2010.7.14


12日、1レッスン(2級)1.5コマ。

13日、2レッスン(4級、2級)。

14日、3レッスン(2級、1級、1級)。

13日、友人と英語学習を週1回の割合で始めた。教材は米原幸大『【完全マスター】英文法』(語研、2009)。昨年受けた研修で坂本先生が推していた一冊。これを90分間交互に読み進める。同書の特徴はは日本語文の英訳だ。なるほどと思った箇所があるので引用する。

     *     *     *     *     *

3.「英語は英語で」の大きな落とし穴

 日本では今、英語圏への留学・出向、学校プログラムや企業英語プログラムへのネイティブの導入、そして膨大な数の英会話スクールの存在といったように、「英語は英語で」の勉強法が大流行です。しかし、「英語は英語で」ですので、勉強の焦点は英語と英語の関係になりますが、日本語と英語のズレが英語の習得を難しい、わかりにくいものにしているのです。英語で書かれた「英語は英語で」のテキストは最易外国語型で、日本語母語者の学習者にとっての重要ポイントがゴッソリ抜け落ちています。「英語をどう使っていいかわからない」でいる場合、日本語母語者は必然的に自らの膨大な言語経験である「日本語の常識」を無意識に当てはめてしまいます。ですので、「英語は英語で」の学習方法では、一般常識とは逆に日本語的な英語から逃れがたい傾向があるのです。このことは、英語圏にいる日本人在住者の英語、日本在住の英語のネイティブの日本語を聞けば明らかです。彼らは、「究極の外国語習得環境」に住んでいるように感じられますが、実際にはあまり習得が起こらず非常に苦労しておられる方が圧倒的です。

     *     *     *     *     *

「英語」を「韓国語」に替えれば、韓国語学習にそのまま当てはまる。レッスンでしている日本語文の韓訳は米原先生の方法論と同じだ。本屋で見かけた「ニュースで英会話」の伊藤サム先生の本には「反訳トレーニング」の優れた点が書いてあったが、私的には反訳はまさに韓訳訓練。「やはりこれだ!」と一人唸ってしまった。

スペイン語学習はシャドーイングのみ細々と。

 

13日。

最近、子どもがよく質問をする。

「ねえ、おとうさん」

「なあに?」

「せかいでいちばんすきなひと、だあれ?」

「てっちゃんに決まっているよ」

好きな色、好きな食べ物なども繰り返し尋ねる。

訊かれるばかりでは面白くないので、こっちから質問。

「てっちゃんが一番好きな女の子は誰?」

「いっちゃん」

「好きなの?」

「うん、いちばんすき。かわいすぎ」

「そんなに可愛いの?」

「うん。おとうさん、いっちゃんしっている?」

「しらない」

「おとうさんもいっちゃんにあったら、うちのめされるよ」

打ちのめされてみたい……。

いま、父と母が「けんかしている」という認識だ。

「どうしてけんかしたの?」

「けんかしたとき、おとうさんがとってもこわかったって、おかあさん、いってた」

「おかあさんとどうやってしりあったの?」

「おかあさん、いらいらすることおおいよ。そのとき、こわい」

できるだけ丁寧に答えることにしている。

「おとうさん、ぼくとすみたい?」

「そりゃあ、一緒に住みたいよ」

「ぼくも」

寝る時間になって電気を消してから……。

「おとうさん、あせくさい! もうかえって!」

おいおいおい。

 

2010.7.10


本日、4レッスン(2級、2級、5級、4級)5コマ。

前回3級の総復習が終わったSさんが4級の初レッスン。最後の約10分間のフリートーキングは選挙が話題となり、漢字語が続出。4級らしい授業内容だった。

英語とスペイン語の学習は細々と続いている。

 

2010.7.9


本日、2レッスン(3級、3級)。

3級のJさん、総復習が終わる。次回から4級だ。

3級のKさんの授業では、3級テキストの二大鬼門といえる間接話法と「-더니」について詳しく説明する。

私は留学時、この二つがよく分からなかった。当然使いこなせず、あいまいなまま2年が過ぎて帰国した。その後、文法書を読んでやっと理解することができた。日本語での解説が必要な事項だ。

「~してしまう」という意味の「-아/어 버리다」と「-고 말다」の違いについて金先生に電話で聞いた。前者は普通だが、後者は意味が強調されており、良くないことによく使われる。「すべてが終わった」「一生懸命したのに結局成し遂げられなかった」というニュアンスがある、ということだった。なるほど。依然見た文法書には、前者は主観的で後者は客観的と書いてあったのだが……。

 

2010.7.8


6日、1レッスン(2級)。

7日、2レッスン(1級、1級)。

8日、4レッスン(3級、3級、2級、3級)。

3級のIさんから韓国の芸能界についていろいろ教えてもらった。

本日、3級のKさんの初レッスン。実力は上級なのだが、復習ということで中級の教科書から始めることにした。最後に感想を聞くと、「楽しかった」。

2級のIさんが久しぶりの授業。6月のハングル検定で4級に合格。しかも筆記が満点! おめでとうございます。その後、力が抜け、韓国語を見たくなくなったが、やる気が復活したとのこと。いろいろ葛藤もあったようで、その話をしばらくした。

3級のMさんは毎回鋭い質問をするので、こちらも勉強になる。今日も沢山疑問が出された。その中で分かったことが三つ。①韓国には花占いが無い。②銀行のATMは「자동인출기」。③「~しておく」の「아/어 놓다」と「아/어 두다」の違い。ほとんど違いは無いが、前者は「とりあえず」、後者は「完全に~し終わる」というニュアンスがある。たとえば、「弁当を作っておく」という場合、「도시락을 만들어 놓다」は、料理し終わって弁当箱にも入れたが、包みまでは終わっていない。「도시락을 만들어 두다」は包みまで終わっていてすぐに持っていける状態になっている。以上、すべて電話でしてもらった金先生の解説だ。例え方がさすがだ。

 

2010.7.6


近々予定している暑気払いに参加する受講生の数が3人と久しぶりの少数精鋭。新年会や忘年会もそうだが、たくさん来てくださると実にうれしい。そして、ありがたい。しかし、少なければ少ないでじっくり話すことができ、これはこれでまた楽しい。

出張先で英語の学習書2冊を購入。

 

2010.7.5


久々に英語とスペイン語のテキストを音読。文字を見ながら声を出すと頭に入る。加えて、韓国語は通訳ガイド試験の単語問題をここ最近作り続けている。

 

2010.7.1


28日、1レッスン(2級)。

29日、2レッスン(4級、2級)。

30日、4レッスン(5級、2級、3級、1級)。パク・ヨンハの自殺について授業中に話になった。

英語とスペイン語は最近シャドーイングのみだったが、今日久しぶりに英語のテキストを見ながら音読。先日字幕を知り合いの翻訳者2人と和訳したDVDの訂正版が届く。

 

2010.6.28


22日、2レッスン(4級、2級)。

23日、2レッスン(1級、1級)。

24日、2レッスン(2級、2級)。

25日、2レッスン(3級、3級)。

26日、5レッスン(2級、3級、2級、5級、3級)。外壁に貼った宣伝の紙を見ての初めての問い合わせの電話が入った。初心者の方だった。

先週から同行通訳の準備で韓国側とやり取りしたり、打ち合わせに行ったりとバタバタ。英語とスペイン語の学習はあまりできず。

 

2010.6.21


18日から4日間、講演通訳。久しぶりの韓国語漬け。

広島県・愛知県・東京都と移動。広島県福山市では鞆の浦を見学。心の中で「♪ポニョ、ポニョポニョ、さかなの子……」と歌う。やはり道は狭かった。山の中腹の喫茶店から瀬戸内海を見渡す。最高の眺め。新幹線の中で、先の地方選挙の結果などいろいろ話す。最終日の今日はさすがに疲れが出た。

 

20日。

同年代のブンちゃんと久しぶりにあった子どもは楽しく遊んでいる。

そのうちブンちゃんが私に、

「ねえ、かいじゅうやって」

「いいよ。ガオー!」

ビニールの買い物袋を両手に持った二人が怪獣の私を叩く。

もちろん、痛くない。

「美味しそうな子どもだなあ。食べてやるうう」

ブンちゃんが笑いながら私を叩く。

すると、子どもが私を叩くのを止め、ブンちゃんのほうを向いて、私とブンちゃんの間に割って入った。

お父さんをこれ以上叩かないで。

ということだろう。

子どもに守ってもらったわけだ。

 

2010.6.18


16日、2レッスン(2級、3級)。

17日、4レッスン(3級、3級、2級、3級)。

 

2010.6.16


13-14日、関西に出張。同行通訳の打ち合わせ。事前の準備などがあり、結構大変。行き帰りの新幹線とホテルでずっと翻訳の仕事。加えて、上級単語問題作り。

15日、2レッスン(4級、2級)。翻訳の仕事を納品。

 

2010.6.12


9日、4レッスン(2級、3級、1級、1級)。3級のMさんが最終課を終了。30分ほどフリートーキング。ソン・スンホンの近況を韓国語で細かく教えてもらった。次回から総復習。

10日、2レッスン(2級、1級)。

11日、1レッスン(3級)。翻訳の依頼が来る。2ヶ月ぶり。単価は相変わらず。請ける。

12日、5レッスン(2級、2級、2級、5級、3級)。5級のDさんの授業で、通訳案内士試験対策を始める。まずは単語韓訳問題20題。これが約10回続くので計200題前後になる。授業の最後に、面接試験の練習としてフリートーキングを5分ほど。夜、体験レッスン希望メールが来る。

今週、映画字幕の件で字幕製作会社とメールでのやり取りが続く。また、夏の同行通訳の件での打ち合わせもあり、韓国側への連絡などを行う。

英語・スペイン語ともにシャドーイングを中心に細々と継続。音読も組み合わせないと効果が今一つという気がする。

 

2010.6.8


先週、『あなたも通訳ガイドです』の著者である柴山かつの先生にメールを出したところ、返事をいただいた。2巻のこの本を丸覚えすれば、通訳案内士試験に通るだろうなあ、という予感がする。できれば、の話だが。

先週から集中して取り組んだ字幕製作がやっと終わる。①第一次訳を作り②英訳字幕を基に校正し③映画を見ながら校正し④タイムテーブルを見ながら1秒当たり4字に削る、という過程に正味5労働日ほど費やす。1時間20分の作品。ここまでかかるとは思ってもみなかった。

本日2レッスン(4級、2級)。

 

6日。

日曜なので、午前中に近くの土手で遊ぶ。

ボールを蹴ってサッカーごっこ。

スーパーに寄って昼ごはんの弁当を買う。子どもはドラゴンボールゲームに興じる。

一旦家に戻り、昨日教室の受講生からもらった京都のお土産の八つ橋をおやつで食べて、また近くの公園へ。

水が流れていて、水遊び。子どもは大喜び。

帰宅して弁当を食べ、昼寝。

1時間ちょっと経って起き、また別の公園に言って遊び、その後テコンドー。

行く途中、長袖のシャツを脱ぎ、道着に着替える。

テコンドーの練習が終わって、家の近くのサイゼリアというファミレスで夕食。

キッズプレートとドリアを注文。

「つぎのつぎのにちようび、おとうさんとまるんだよね」

「そうだよ」

「どきどきわくわくする」

母親が次々回の日曜日の早朝出かけるため、遅刻するといけないので前日夜の保育のついでに子どもの家に泊まることにしたのだ。

子どもの家を出て、電車に乗り、帰宅。

リュックの中から、子どもの長袖シャツが出てきた。

さっき、出すのを忘れたのだ。

他の洗濯物と一緒に洗濯する。

数十分後、このシャツを干しているとき、子どもが生まれてから2歳2ヶ月までほぼ毎朝子どもの服を洗濯して干したことを思い出した。

また、このシャツみたいに、てっちゃんの洗濯物を毎日洗って干したいなあ。

 

2010.6.5


1日、2レッスン(4級、2級)。

2日、2レッスン(2級、1級)。Kさんの体験レッスン。7月から授業を始めることになった。実力は上級だが、復習を兼ねて3級テキストを使う。

3日、3レッスン(3級、2級、1級)。1級の釜山教室では映画を鑑賞した。字幕無しで難しかったかも。

4日、1レッスン(3級)。Jさんのレッスンは総復習に入っている。それもあと2回で終わり、4級へ進級だ。

5日、3レッスン(4級、5級、3級)。5級のDさんは次回から通信案内士試験対策も取り入れることに。単語の韓訳問題だ。早速問題を作成しなければ。

韓訳に続き、映画の字幕製作が進行中。

英語・スペイン語の学習はぼちぼちというところ。

 

4日。

失業中だった母親の再就職が決まり、保育園の迎えに急遽行くことになった。

久しぶりだ。

午後4時過ぎに着くと、子どもは園庭でリレーをしていた。

支度をして、保育園を出る。

「ねえ、かたぐるましてえええ」

約20キログラムを肩に乗せる。

重い。

子どもは日月金と週3回テコンドーを習っている。

今日は金曜日。道場へ直行する。

子どもが練習している間、私はマクドナルドで英語の字幕を作る仕事。

2時間ほど経って迎えに行き、また肩車をして帰宅する。

家で作ってきたご飯を食べ、お風呂に入り、絵本を読んで、布団に入る。

「ねえ、うたってくれないの?」

五木の子守唄などを歌う。

あくびの音が聞こえ、やがて寝息に変わった。

5月29日にテコンドーの試合があり、一緒に応援に行った。

会場の体育館がある浦安市運動公園で撮った写真。

   

 

2010.5.29


27日、4レッスン(2級、3級、2級、4級)。

28日、3レッスン(1級、3級、4級)。

29日、4レッスン(2級、2級、3級、3級)。

Nさんが4級を修了し、「卒業」した。2007年10月に3級で始まった授業は2年7ヶ月続いた。最後のレッスンが終わって「これからは上級ですよ」というと、照れながら否定する。しかし、実際、上級だ。少なくとも、留学中5級(上級)のときの私と比べてずっと上だ。最近は辞書を引きながら韓国語の小説を読んでいるそうだ。学習に関する相談のメールもこれまで何通かいただいた。私にとっても、それに答えることが学習のあり方について振り返る契機になった。Nさんは日本語を学ぶ韓国人の「妹」や「娘」を厚く世話をしている方でもある。昨年の暑気払いでは、「妹」のKさんと受講生とが友達の輪を広げもした。それは今も続いている。3・4級の教科書の復習を繰り返せば、学習能力がさらに上がっていくことだろう。

ありがとうございました。

 

2010.5.26


24日、1レッスン(2級)。

Nさん、7ヶ月ぶりの再開。まずは復習から。

25日、2レッスン(3級、2級)。

3級のMさんからケーキの単位に関する質問があったので調べてみた。ホールケーキは「개」、カットケーキは「조각」または「개」だった。

久しぶりに韓国映画を見る。ビデオCDで。「ワイキキ・ブラザース」。これまで20回ぐらい見たかしら。オ・ジヘがいい!

26日、3レッスン(3級、1級、1級)。イ・チャンドン監督の新作「詩」が韓国で上映中だ。見たい!

辞書について1級のMさんと授業後に話す。紙の辞書を主とし、電子辞書は副として使うのが良いということで意見が一致。理由は二つ。一つは、紙の辞書はその単語の情報全体を一目で見ることができ、かつ類似語など関連する情報も得られるため、単語をより記憶しやすいから。もう一つは、カナダラ順を早く覚えることができるから。翻訳の仕事をするときに電子辞書は必携だが、それ以外のときは紙の辞書をできるだけ使うように心がけている。

英語・スペイン語学習は散歩時のリスニングを中心に、時間があれば音読をするといった具合で継続。

 

24日。

昨日は午前中プールで泳ぐ。

浅めのプールで浮く練習。

仰向けの体が浮かんだことに子どもが大喜び。

何度もしたがるので、何度もした。

午後、テコンドー。

練習が終わった後、二組に分かれて、布で作ったボールの投げ合いをするのだが、それが息子の顔を直撃。

当たった目は大丈夫だったが、悔しいからか、泣きじゃくった。

雨の中、帰り道を肩車。

疲れたのか、子どもは舟を漕ぐ。

体が左右に揺れて、危ない危ない。

今日、サッカーの日韓戦がテレビであり、子どもと一緒に見る。

スイッチを入れると、すでに韓国が一点を入れてリードしていた。

「おもしろくて、めがはなせないね」と子ども。

「てっちゃんはどっちを応援するの?」

「かんこく」

「どうして? テコンドーを習っているから?」

「ちがう」

「じゃあ、なんで?」

「むかし、にほんがかんこくをとろうとしたんだって。おかあさんがいってた。だから」

 強奪したのだが、ともかく、正しい歴史教育を受けている。

 こういうことも分かるようになったのかと、感慨もひとしお。

 先週は沖縄に母親と行ってきたもんなあ。

「『はんたいやめろ』はあめですごかった」だって。

 試合のほうは最後にPKが決まり、韓国が2-0で勝利。

「やったね。よかったね」と子ども。「うれしい」とまで言っていた。

頼もしい。

 

2010.5.22


21日、5レッスン(4級、1級、5級、4級、3級)。

5級のKさんと観光ガイドについて話す。全員ではないが大部分の無免許ガイドがどういうガイドをしているのかをつぶさに聞き、そのひどさに驚愕した。

3級のMさんのレッスンでは、どういう食堂を作るかについて考える問題。基本理念をしっかり立て、詳細まで練ってきたカキ氷屋の構想を、全身全霊をかけて搾り出すその姿に感動した。これだけ長く喋れるとは! 思考力フル稼働だ。すべてを出し切ったMさんはハアハアと肩で息をしながら帰っていった。その努力は必ず報われる。

22日、金先生と仕事や魚雷について話す。

 

2010.5.20


18日、2レッスン(4級、2級)。

19日、3レッスン(3級、3級、1級)。

20日、3レッスン(3級、3級、2級)。3級のJさんが最終課を終え、聞き取り問題台本を練習する総復習に入る。次々回4級に進む予定。金先生執筆の「일본어 초급 회화패턴 BEST100」を進級祝いとして進呈。

スペイン語と英語の学習、細々と継続。

 

2010.5.15


15日、3レッスン(3級、4級、5級)。

授業終了後、金先生と会い、仕事のことなどを話す。

 

2010.5.14


11日、2レッスン(4級、2級)。

12日、3レッスン(2級、1級、1級)。

13日、1レッスン(2級)。

14日、3レッスン(3級、3級、1級)。韓国語の夢を見ることが当面の目標である3級のMさんと授業終了後に立ち話。3級テキストが終わる前後に実力が飛躍的に上がっているのを確認できる瞬間が来るだろうこと(他の受講生のほとんどがそうだった)、今試験を受けたなら、ハングル検定3級と韓国語能力試験3級の合格はほぼ確実だろう、などと話す。3級のKさんとはアイドルグループの握手会の話になる。1級のKさんと、先日の韓国旅行について話す。

先ほど見つけたasahi.com掲載のネット記事を引用する。

「観光庁は14日開いた有識者による検討会で、資格のない人でも有償で観光案内ができる新ガイド制度を導入する方針を決めた。これまでは「通訳案内士」の国家資格がなければ外国人観光客を相手にした有償ガイドはできなかったが、増加を見込む外国人観光客に対応しきれないとして、2年後の施行をめざして通訳案内士法を改正する。

 新ガイド制度では試験は設けず、国が今後策定するガイドラインに沿って地方自治体や旅行会社が独自に実施する研修を受ければ活動できる。地方で不足する通訳案内士を補完する位置づけで、アジアの言語が話せる人を増やす狙いもある。通訳案内士の国家試験は引き続き実施する。」

http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201005140441.html

ただでさえ厳しい境遇の韓国語および中国語の通訳ガイドを奈落の底に突き落とそうというのだ。むごすぎる。

 

9日。

朝、近くの公営プールに子どもと行く。

大人480円、子ども300円だ。

室内と屋外があるが、まだ春なので室内の三つのプールのみ使える。温水だ。

子ども用プール(水深1メートルぐらい)で、ゴーグルをつけ、浮き輪に身を入れ、時にボードももってバシャバシャバシャ。

体が浮くことを教えた。

すると喜んで、幼児用の浅めのプール(水深50センチくらい)で何も着けずにバシャバシャバシャ。

2時間近く泳いだので、もうへとへと。

近くのパン屋でパンを買い、テラスで食べる。

家に帰って私だけ昼寝。子どもは折り紙で遊ぶ。

午後遅く、テコンドー道場に行き、子どもは2時間弱練習。

その間私は近くの公園で新聞を読み上げた。

体重20キロの子どもを肩車しながら30分ほど歩く。

これはもう修行だ。

今日は母の日。

母親にはすでに折り紙と手紙を渡したという。

「お父さんにも手紙書いてよ」

「いいよ」

以下、子どもからもらったひらがなカタカナ混合文の手紙を原文のまま引用する。

「てつひさより

おとウサんだいすき

これカラモヨろしく」

こちらこそ、よろしく。

 

2010.5.8


7日、2レッスン(3級、3級)。

8日、5レッスン(2級、2級、2級、5級、3級)。5級のDさんの授業では、Dさんの職場がどういう状態にあるかについて韓国語で話した。上司をはじめ誰も責任をとろうとしない、感じないなど、深刻だった。

8日、授業が終わった夕方、フリートーキングの金先生と入れ替わりで外出し、秋葉原まで歩いてそこの有隣堂で『あなたも通訳ガイドです 英語で案内する京都』『あなたも通訳ガイドです 英語で案内する東京・鎌倉・日光』を購入。後者は図書館で借りているが、ずっと使おうと思って買い、前者はたまたまあったのでついでに買った。こういう通訳ガイドの実践手引書に出会ったのは寡聞ゆえ初めてだ。読んでいるうちに、これまでほとんどなかった観光ガイドに対する関心が少しずつ沸いてくるから不思議だ。歴史が元々好きだからだろうか。

 

2010.5.6


3日、2レッスン(2級、4級)4コマ。

5日、4レッスン(2級、5級、4級、3級)5コマ。

6日、4レッスン(4級、3級、2級、2級)。

今年のゴールデンウィークは仕事と上野動物園とあらかわ遊園だった。

5日、4級のOさんが2コマで、前半は教科書。後半のフリートーキングでは話が多岐にわたる。翻訳者として翻訳会社に履歴書を送る場合、数年間の翻訳経験が必要だが、自費出版の翻訳書制作を兼ねた授業という形で積んでしまう構想についても話した。次回から韓国語で授業を進めることになった。

4級テキストに出てくる「편의시설」は福祉施設。

英語は「あなたも通訳ガイドです」の音読と移動中のシャドーイング。スペイン語学習はアンコールスペイン語講座入門偏の音読練習。一文ずつ繰り返す、オーバーラッピング、シャドーイングだ。移動中にもシャドーイング。

今年に入ってTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」の一番組である「ズバリ快答!テレフォン身の上相談」をよく聞いている。中でも月曜の回答者である心理カウンセラー、田岡由伎氏の回答には感心させられることが多い。先週の名言。「人は、自分のことを分かってくれようとする人にしか心を開かない。」それから、以前聞いた名言。「人間、生きてるだけで儲けもん。」「人の悩みは、金・健康・人間関係の三つのうちのどれか。」子どもに対する親の態度は、同じ人間として、かつ応援団であるべき、というのが氏の助言の核心点だ。

6日に授業の合間を縫って出かけた根津神社のつつじ。

 

2010.5.2


27日、2レッスン(4級、2級)。

28日、4レッスン(2級、4級、1級、1級)。

29日、3レッスン(2級、3級、4級)4コマ。

30日、3レッスン(5級、1級、3級)。

1日、1レッスン(3級)。

3級のKさんは最近韓国人の友人と交換学習を始めたそうだ。90分ずつ日本語と韓国語を教えあうというから、かなりきつそうだ。オーバーラッピングもシャドーイングもCDにほぼついていっている。確実にうまくなっている。Kさん曰く、韓国語学習に相当力を入れている、ここまで来たのだからもっと上を目指す……。夢はかなえられるでしょう。

同じく3級のMさんも日頃の予習と復習の成果がはっきり出ている一人だ。「早く韓国語の夢が見たい!」「いつになったら韓国語がもっとあふれるように出るのでしょうか?」と授業後にMさん。今の調子で行けば、その日は間違いなく来ます。

音読練習の大切さをまた痛感した一週間だった。

スペイン語の学習は、自分が日々受講生に言っている方法論(只管音読)が正しいかどうかを己の実践を通じて確かめるための作業でもある。それゆえ、否が応でも力が入る。30日、「まいにちスペイン語」120課を終える。1日からアンコールスペイン語講座入門編の復習を始める。以前より口が動くようになっていることを確認。今年一杯は浮気をせずに、「アンコール入門編」→「アンコール応用編」→「まいにち」とぐるぐる回りながら復習を重ねる予定だ。

1日、図書館で予約した柴山かつの『あなたも通訳ガイドです』(ジャパンタイムズ)を入手。そのものずばりの題名だ。こんな本が読みたかった!という充実度。早速音読開始。

4月から上級者用和訳問題集の作成に入った。が、単語数が膨大で遅々として進まない。しかし、勉強になる。

   *     *     *     *

1級のKさんがまもなく韓国に旅行するので会話練習をした。話したいことを日本語で書いてもらい、それを韓訳したものをつかった。少し手を入れたものが次のとおり。

御結婚おめでとうございます。

결혼축하드립니다.

 

仕事は鍼灸、マッサージ師です。治療院で働いています。

제 일은 침과 뜸을 뜨는 마사지사입니다. 치료원에서 일해요.

 

日本のドラマより韓国ドラマの方が好きです。

일본 드라마보다 한국 드라마가 더 좋아요.

 

コ買うから安くして下さい。

개살테니까좀싸게해주시겠어요?

 

もうすぐ20歳になります。

머지 않아20살이 됩니다.

 

韓国に来るのは今回で4度目です。

한국에오는것은이번이4번째입니다.

 

韓国語の教室に通い出したのは今年からです。

올해들어한국어교실에다니기시작했어요.

 

痛いので、もう少し軽くして下さい。(垢すりで)

아프니까조금살살해주세요.

 

もう一度話して頂けますか?

다시말씀해주시겠어요?

 

ゆっくり話して頂けますか?

좀더천천히말씀해주시겠어요?

 

すみません、よくわかりません。

미안하지만 잘 모르겠는데요.

 

わかりました。

알겠습니다.

 

予約をキャンセルしたいのですが。。

예약을취소하고싶은데요.

 

荷物を預かって頂けますか?

짐을맡겨도돼요?

 

電話します。

전화하겠어요.

 

マッサージの予約したいのですが。◯時にできますか?

마사지예약을하고싶은데요.  시에되나요?

 

釜山行きを一枚ください。

부산까지 한 장 주세요.

 

 

2010.4.24


20日、2レッスン(4級、2級)。

21日、4レッスン(3級、4級、3級、1級)。

22日、3レッスン(3級、2級、2級)。2級のIさんのレッスンをご要望に沿って終始韓国語で行う。韓国語を使うと性格が変わってしまう自分が怖い。今後も続ける予定。

23日、3レッスン(3級、1級、3級)。

24日、5レッスン(2級、2級、2級、3級、3級)。

22日、スペイン語辞典を買う。小学館の西和中辞典、6,930円。高いが、辞書は一生使うので語彙が多く、見やすいものを選んだ。電子辞書は上級になれたらその時買うつもり。「はじめてのスペイン語」は108課まで進む。

 

2010.4.20


昨日の毎日新聞夕刊でカンジャンケジャンを紹介する記事があった。そこでは양념を「薬味しょうゆ」と訳していた。また、ソウル麻浦にある専門店「真味食堂」と映画「食客」が紹介されていた。どんな映画なんだろう?

 

2010.4.17


16日、3レッスン(4級、1級、3級)。翻訳添削の問い合わせメールをもらう。第一回課題をサンプルとして添付し返信する。内容を確認したうえで受講するかどうかを判断してもらうためだ。

17日、1レッスン(4級)。授業で、明日18日の韓国語能力試験の対策をする。高級なので難しい。その後、東方神起のメンバー3人によるユニット結成が話題になる。

本日未明、東京に雪が降る。40数年ぶりとのこと。四月の雪。はて、どこかで聞いたような……。

3日前、打ち合わせで翻訳会社へ出向く。今週日曜にイトーヨーカドーで買った特売のスーツを着ていった。一昨年秋に酒を断ってから腰周りが短くなり、持っている背広の寸法が合わなくなったためだ。

「はじめてのスペイン語」は93課まで進む。残り27課分だ。

 

16日。

こどもは今日もテコンドー。

午後5時前から7時までの2時間、練習が続く。

休みながらとはいえ、5歳児には酷かも。

しかし本人はすごく熱心。

お母さんが保育園から道場へ連れて行き、私が6時半過ぎに道場へ迎えに行った。

5日前に見たときより、蹴りが上手くなっている。

先生にも褒められているらしい。

雨だったのでバスで帰る。

疲れ果てて肘掛にもたれる子ども。

家に着き、道着を着替える。

煮物と野菜炒めを作ってきたので、それを出す。

食べる食べる。

そりゃあ、あれだけ練習すれば、腹も減るだろう。

「ぼくね、かんこくご、はなせるよ」

「ほんと? 言ってみて」

「ハナ、トゥール、セッ、ネッ」

イルゴプまで言えた。それから、

「カムサハムニダ」

風呂に入り、上がってから、アニメ絵本「千と千尋の神隠し」、「イソップ物語」を読む。

面白い。

子どもも没頭。

宮崎駿は偉大だ。

寝床に入ると、「おかあさん、はやくかえってこないかなあ」

「歌を歌おうか?」

「うん、うたって。かんこくごのうた。ぼく、かんこくご、だいすき」

「わかった」

朝露、「ともに行こう、この道を」、「北韓江で」、「それだけが僕の世界」と、覚えている歌を歌っているうちに子どもの寝息が聞こえてきた。

 

2010.4.15


13日、2レッスン(4級、2級)。4級のOさんと東方神起の休業報道について話す。2級のYさんとYさんのグループレッスン。ポジションが出るコンサートにYさんが行くそうだ。留学していた2001年にポジションの「I LOVE YOU」が韓国でヒットした。気に入ったので、帰国後、シューレ大学の授業でも使った。

14日、2レッスン(1級、3級)。

15日、2レッスン(2級、5級)。2級のグループレッスンでは、済州島に行ったSさんと、ソウルに家族旅行をしたHさんの話を授業の最後にフリートーキング形式で聞く。5級のKさんの授業は韓国語で通す。

点滴は「링거 주사」。それゆえ、맞다(打たれる)、맞히다(打つ)を使うことになる。

無料のウイルス対策ソフトに関する記事が新聞に載っていたので、まだ入れていなかったノートパソコン2台に早速ダウンロード。Microsoft Security Essentialsだ。

http://www.microsoft.com/security_essentials/?mkt=ja-jp

何だ、有料ソフトとほとんど同じではないか。これで毎年7000~8000円の経費を節減できる。ヤッホー!

先週末から今週の初めにかけて翻訳を集中してした(正直疲れた)ので、英語やスペイン語の学習はなおざり。「はじめてのスペイン語」は87課まで進む。

先日の韓国出張時に買ってきた「歌で学ぶスペイン語」を聞く。「はじめてのスペイン語」が終わったら「ラ・バンバ」から歌い始めようかしら。

 

11日。

朝、子どもの家に行く。

プールに行く約束をしていたことをすっかり忘れていた。謝る。

「近くの公園でもいいよ」と子ども。

バトルをひとしきりした後、外に出て、公園まで約10分ほど肩車。

20キロ近くなので重たいが、まだできる。

来年小学校だが、そのときできるかは正直、自信がない。

公園で1時間半ほど遊ぶ。コンクリート製の山に上って滑ったり、補助輪付の自転車に乗ったり、消防車によじ登ったり。

自転車は「乗るのが疲れる」といってすぐ止めた。

近くのスーパーで弁当を買い、ポケモンゲームをせがまれて100円を渡し、家に帰って昼食。

それから昼寝。私だけいびきをかいて(子ども談)寝て、子どもは「ぜんぜんねむれなかった」。

3時に起き、支度をしてテコンドー道場へ行く。

今月に入って子どもが母親にせがんで始めたのだ。

練習は今日が3回目。

柔道でも空手でもなく、テコンドーという点が味噌。

やっぱりチョルスだから……。

家から道場まで約30分間、また肩車。

韓国人の先生。生徒は10人ほどだった。子どもが一番年下。

準備体操をして、突きや蹴りの練習が1時間半以上続いた。

「チャリョ! キョンネ!」

「チャルプタクカムニダ」

「ハナ、トゥール、セッ、ネッ……」

韓国語の掛け声が心地良い。

休みが何度か入るが、生徒はみんな汗だく。

結構きついだろう。

練習を終え、家までまた肩車。

私も相当きつかった。

疲れたのだろう。肩車に揺られて子どもはうつらうつらし、終いには肩に乗ったまま前かがみの姿勢で私の肩に顔を乗せ、寝入ってしまった。

将来は韓国へテコンドー留学?!

パクヨンムン(私)とパクチョルスの韓国語&テコンドー教室でも開こうかな。

 

2010.4.10


6日、2レッスン(3級、2級)。

7日、2レッスン(3級、1級)。

8日、3レッスン(3級、1級、2級)。

9日、4レッスン(3級、1級、3級、5級)。

10日、5レッスン(2級、2級、4級、5級、3級)。

「はじめてのスペイン語」は82課まで終わる。今週からから1日2課進めることにした。

「東京を英語で案内できますか?」は100のうち47まで進む。面白いが、音読はやはり疲れる。とはいえ、昨年文法の本を読んだおかげで分詞構文がわかるようになっている点が昨年同時期に比べて進歩。

今週からハングルニュースのシャドーイングも再開。

 

2010.4.10


13日、2レッスン(4級、2級)。

14日、2レッスン(1級、3級)。

15日、2レッスン(2級、5級)。

5級の授業で出てきた点滴は「링거 주사」という。リンゲル注射という意味だ。

 

 

2010.4.5


1日、韓国から帰ってきて1レッスン(1級)。

2日、3レッスン(1級、3級、1級)。6ヶ月ぶりに翻訳の仕事の照会が来た。元々高くない単価が2割も下がっている。が、請ける。製作中である上級向け試験対策問題集の原稿が金先生よりメールに添付したファイルで届く。

3日、3レッスン(4級、3級、5級)。英語の学習を始める。「NHK英語でしゃべらナイト別冊シリーズ13 TRAVEL東京を英語で案内できますか?」を、案内できないので音読開始。知らないことばかりで面白い。

4日、翻訳の仕事を納品。一日中作業。

5日、一日中作業。

「初めてのスペイン語」は73課まで進む。

 

2日。

29日から今日までの4日間、韓国に出張。通訳の仕事の日程などについて調整してきた。

今年3月に開港した茨城空港を初めて使う。

日暮里駅から常磐線に乗り、石岡駅まで75分で1280円。

駅前のターミナルから茨城空港までバスに乗り、約30分で600円。

片道が約2時間で2000円弱ということだ。

航空自衛隊百里基地との官民両用空港だ。

帰りは戦闘機が訓練をしていた爆音がすごくうるさかった。

行きは13:00茨城出発で、帰りは仁川出発10:00。

毎日この往復一本。

時間の余裕が比較的ある。

飛行機の座席ほぼ満員。

韓国の団体観光客が行き帰りともに乗客の半分ほどを占めていた。

数日前の最低気温がマイナス3度だったので覚悟して行ったが、それほど寒くなかった。

高速鉄道を利用。ソウル市中心部まで4500-5000ウォン。

乗り継ぎ駅の金浦空港駅が5号線だけでなく9号線の駅にもなっていた。

韓国のテレビと新聞は、沈没した軍艦の報道一色だった。

救助活動が上手く進んでいないようだった。

芸能人の相次ぐ自殺も報じされていた。

韓国の友人たちの話を聞くと、韓国経済は、数字を見ると回復しているように見えるが、格差社会は解消されておらず、貧富の差は広がっているようだった。

法律で定められた最低賃金(確か時給4000ウォンちょっと)が守られているのはアルバイトのうちの半分未満らしい。

大卒者の就職率もかなり低いようだ。

失業率も、政府発表は5%前後だが、実際は20%という話も聞いた。

韓国も日本と同様に庶民の生活は大変なようだ。

そうした状況の中でも、久しぶりに会う韓国の友人たちはみな元気だった。

日韓ともに暗い世相だが、それとは裏腹に、厳しさを吹き飛ばすような笑いに満ちた再会が続いた。

彼ら彼女らにはいつも励まされる。

元気をたくさんもらっている。

留学のときにいろいろ面倒を見てくれたソ・ウォンシクさんとクォン・スヒ姉さんをはじめとする386世代の飲み友達。そして先輩の先生方。

留学を終えて帰国した後まもなくに出会い、そして今まで9年の付き合いになるわがタングニさん。

私の人生は韓国の友人たちに支えられ成り立っている。

出張中、久しぶりの本場の韓国料理も堪能した。

今回食べたのは、カルグクス、テンジャンチゲ、キンパプ、てんこ盛りの刺し身定食、そば、それから屋台料理のアラカルト。

辛いが、やっぱり美味しい!

 

2日の夜に子どもを見る。

いつものように弁当を二つ買い、イチゴが美味しそうだったのでイチゴと、それにヨーグルトを買って子どもの家に行く。

韓国出張のため一週間ぶりにあった子どもはさらに大きく、重たくなっていた。

私の胡坐の上にどーんと座るのだが、ずしりとくる。

「おかあさん、きょうははやくかえってくるかな?」

「ほら、今お母さん出かけるところだから、今日は早く帰ってくるか、訊いてきたら?」

「うん」

どうやら今日は遅くなるらしい。

寂しそうにして戻ってくる。

そして胡坐の上にまたどーん。

重い。

ご飯を食べながら、いろいろ話す。

次の次の日曜日に近くの温水プールに一緒に行くことにした。

子どもは泳ぐのがとても好きだ。

冬の間は休みだったプールがこの4月からまた始まるらしい。

「ねえ、ごはんたべたらバトルしよう」

「いいよ」

「ぼく、しょうがっこうにはいったら、テコンドーをならうんだ」

そういえば最近カタカナも読めるようになった。

ご飯が終わって早速バトル。

子どもはウルトラマンで、私は怪獣。

ひとしきり闘った後、風呂に入る。

上がって、ポケモン図鑑を見て、歯を磨いて、9時になったので布団に入る。

が、寂しくてなかなか眠れない子ども。

「ぼく、おかあさんのことしかかんがえられないの。おかあさんのことかんがえると、ねむたくない!」

「そうかい」

「だって、おかあさんのことがいちばんすきなんだもん。にばんめはポコちゃん(あざらしのぬいぐるみ)で、さんばんめはくまもとのおばあちゃんで、よんばんめはせたかのおばあちゃんで、ごばんめはふとしおじちゃんで、おとうさんはろくばんめ」

「ええ! お父さんは六番目なの?」

「じゃあ、かえて、いちばんめはおかあさんで、にばんめはポコちゃんで、おとうさんはさんばんめ」

何が何でもぬいぐるみの次か。

寝るときはいつもお母さんが歌を歌ってくれるというので、歌うことにする。

童謡を歌うが、覚えているものがあまりないので、韓国語の「朝露」やビートルズも数曲混ぜて歌う。

子どもから「じょうず」と褒められる。

1時間半ほど歌い続け、やっと眠った。

 

2010.4.1


29日から今日までの4日間、韓国に出張。通訳の仕事の日程などについて調整してきた。

今年3月に開港した茨城空港を初めて使う。日暮里駅から常磐線に乗り、石岡駅まで75分で1280円。駅前のターミナルから茨城空港までバスに乗り、約30分で600円。片道が約2時間で2000円弱ということだ。航空自衛隊百里基地との官民両用空港だ。帰りは戦闘機が訓練をしていた爆音がすごくうるさかった。

行きは13:00茨城出発で、帰りは仁川出発10:00。毎日この往復一本。時間の余裕が比較的ある。飛行機の座席ほぼ満員。韓国の団体観光客が行き帰りともに乗客の半分ほどを占めていた。

数日前の最低気温がマイナス3度だったので覚悟して行ったが、それほど寒くなかった。高速鉄道を利用。ソウル市中心部まで4500-5000ウォン。乗り継ぎ駅の金浦空港駅が5号線だけでなく9号線の駅にもなっていた。

韓国のテレビと新聞は、沈没した軍艦の報道一色だった。救助活動が上手く進んでいないようだった。芸能人の相次ぐ自殺も報じされていた。

経済は、数字を見ると回復しているように見えるが、格差社会は解消されておらず、貧富の差は広がっているようだった。法律で定められた最低賃金(確か時給4000ウォンちょっと)が守られているのはアルバイトのうちの半分未満らしい。大卒者の就職率もかなり低いようだ。失業率も、政府発表は5%前後だが、実際は20%という話も聞いた。韓国も日本と同様に生活するのは大変なことなのだ。

そうした状況の中でも、久しぶりに会う韓国の友人たちはみな元気だった。日韓ともに暗い世相だが、それとは裏腹に、厳しさを吹き飛ばすような笑いに満ちた再会が続いた。 彼ら彼女らにはいつも励まされる。元気をたくさんもらっている。

留学のときにいろいろ面倒を見てくれたソ・ウォンシクさんとクォン・スヒ姉さんをはじめとする386世代の飲み友達。そして先輩の先生方。留学を終えて帰国した後まもなくに出会い、そして今まで9年の付き合いになるわがタングニさん。

私の人生は韓国の友人たちに支えられ成り立っている。 

出張中、久しぶりの本場の韓国料理も堪能した。今回食べたのは、カルグクス、テンジャンチゲ、キンパプ、てんこ盛りの刺し身定食、そば、それから屋台料理のアラカルト。辛いが、やっぱり美味しい!

 

2010.3.27


25日、3レッスン(3級、2級、1級)。オーストラリアに6年間留学した受講生のIさんと留学の話になる。

26日、4レッスン(3級、3級、1級、2級)。

27日、4レッスン(2級、2級、3級、3級)。夜、金先生と久しぶりにご飯を食べながら、そして食べた後も話をする。金先生の仕事、試験対策教材、りんどうむくげ工房の現状と将来など、約3時間。英語の勉強にもっと力を入れるように言われる。ええっ! スペイン語学習(ルン)が楽しいのに……。金にならないのは確かだけど。

「まいにちスペイン語」は61課まで進む(ルン)。全120課の半分が終わった(ルン)。

 

2010.3.24


22日(春分の日振替休日)、2レッスン(2級、3級)3コマ。

23日、2レッスン(4級、2級)。

24日、4レッスン(3級、5級、1級、1級)。

23日、4級のOさんの授業は韓訳の復習とフリートーキング。直前まで韓国旅行に行っていたため予習ができないということで、そのようにした。話題はその韓国旅行、金先生のフリートーキング、他の受講生の近況、語学留学などなど多岐に渡り、1時間以上続いた。これだけ話せれば韓国で生活できる。

授業が終わった後、日本語で(!)少し話す。隣に住んでいる人が同じく東方神起のファンで、その上ちょうど同じころ韓国語の勉強を始め、同じく週一回韓国語教室に通っていることを最近偶然知ったそうだ。韓国人の先生に習っているが、しかし、韓国語で喋れないという。

Oさんは3年前の2007年9月に1級テキストを使って授業を始めた。それから今まで2年半の間、週1-2回の割合で通い続け、1級、2級、3級を修了し、今は4級テキストの前半を学んでいる。1年半ほど経ったあたり、テキストでいえば2級が終わって3級に入った頃から話す能力が急上昇し、金先生のフリートーキングを始めたことも大いに役立ち、上述の通り現在では1時間も韓国語で会話できるに至っている。びっくりした。

私が2年間の留学を終えて帰国したときの会話能力とほぼ同じ水準だ。音楽やドラマを聴いたり見たりすることが教室での学習・予習・復習と上手い具合に絡み合い、相乗効果が生まれているのだ。音読中心の、受講生にできるだけ話してもらう授業の進め方に間違いはなかった。留学はした方がいいが、たとえしなくても上級になれる。そのことを改めて確認でき、嬉しかった。

「まいにちスペイン語」は49課を終える。

 

22日。

日本は20-22日が三連休。20日は仕事だったが、21日と22日に子どもと一緒に過ごした。

日曜日の21日の午前中、近くの公園で遊ぶ。

手をつないで滑り台を滑ったら、着いたときに子どもがうつ伏せになっていて泣いている。

膝が擦り剥けている。

水道水で砂を洗い落として家に帰った。

昼ごはんを食べて元気を取り戻した子どもと、別の大きな公園に行く。

遊具がたくさんあり、充実している。

http://www.asobi-map.com/haginaka.htm

ここで4時間ほど遊ぶ。

もうへとへと。

近くのスーパーに寄って弁当を買う。

ポケモンのカードゲーム機があり、子どもがしたがった。

いつもはさせているのだが、少しは我慢も覚えさせないといけないと思い、100円玉を渡さなかった。

家に帰る途中はもちろん、帰ってからも「ゲームしたかったなあ」とつぶやく子ども。

未練たらたら。

帰宅するなり、「ねえ、おとうさん、バトルしよう!」

子どもがウルトラマンゼロで、私はレッドキングになる。

バトルが始まる。

遊びだが、子どもも力がだんだんついてきて、パンチやキックが本当に痛いときもあるようになった。

ご飯を食べながら。

私の膝の上にちょこんと座り、私が食べようとするのを奪う形で食べ進める子ども。

「おとうさんはまいにち、ぼくにあいたい?」

「もちろん会いたいよ。毎日てっちゃんの顔を見たいよ」

「じゃあ、となりにひっこしてすめばいいじゃない」

「え?」

「そしたら、まいにちあえるじゃない」

「そうだね」

 一緒に住めばいいじゃない、と言わないところがミソ。

 そうできないことを子ども心に悟っているのだ。

 ご飯を食べ終わって、帰り際にぎゅっと抱きしめる。

「お父さんはてっちゃんが一番好き!」

「ぼくも!」

 

2010.3.20


15日、1レッスン(4級)。

17日、2レッスン(3級、1級)。

18日、2レッスン(1級、2級)。

19日、3レッスン(4級、1級、3級)。

20日、2レッスン(2級、3級)3コマ。

今秋は授業が少なかったので、たまっていた翻訳作業をする。

16日に、まだ未確定だが韓国語講師の話が来る。

17日に、まだ未確定だが先輩のKさんから通訳の話が来る。

2日連続で仕事の話。捨てる神あれば拾う神あり、というところか。

20日夜、Nさん宅にホームステイしながら1年間留学していた韓国人のKさんが29日に帰国することになったので、銀座のイタリア料理屋で送別会。Nさんの友人でイタリア留学経験のあるAさん、それに受講生のYさんの全部で5人。美味しいパスタやピザを食べながらおしゃべりに興じた。

「まいにちスペイン語」は35課まで進む。

 

2010.3.14


関西へ出張。通訳関係の打ち合わせ。スペイン語は16課まで進む。

 

2010.3.13


9日、2レッスン(4級、2級)。

10日、3レッスン(3級、6級、1級)。

11日、3レッスン(3級、2級、3級)。

12日、4レッスン(3級、3級、1級、1級)。

13日、3レッスン(2級、4級、5級)。

9日にはOさんから東方神起のDVDを、10日にはMさんから「エデンの東」を貸してもらう。それぞれ少しずつ見た。ともに、좋다!

11日、「音読例文集3級用」の誤りについてIさんから指摘される。ありがたい。可及的速やかに直すつもり。語学留学の時期についてMさんと話になる。以前日記に書いたが、初級と中級は日本語できちんと理解し、上級になってから留学するのがいいと思う。

Iさんが帰り際に、「いつも同じ空気だと息が詰まる。たまには違う空気を吸いたい。レッスンがストレス解消の場だ」。「その面でも活用してください」と答える。

12日、確定申告を税務署に提出。売り上げが昨年度と比べて数割減。翻訳の仕事の分だ。必要経費はあまり変わらず。それゆえ所得も激減。来年度もこの傾向に歯止めはかからない(というか、かけようとしていない……)見込み。日本政府の財政事情ではないが、よくもっているな、という印象(まるで他人事)。

仕事量と日記の頻度は反比例している。今年は良く書いているなあ。

13日、Dさんから聞いた話。

犬の年齢を聞くときは、'몇 살이에요?'ではなく、'몇 년이에요?'と言わなければならないそうだ。知らなかった。

また、'아나바다 운동'というのがその昔あったそうだ。'위키기반 전문지식 사이트'には、'(아껴 쓰고, 나눠 쓰고, 바꿔 쓰고, 다시 쓰고) ', '1998년 외환위기 당시 유행하던 운동이다. 2008년 미국발 금융위기로 다시 뜨고 있다. 'とあった。

酒を止めてからコーヒーにはまっている。といっても自分で入れているわけではなく、市販の紙パックやペットボトル。「100%レギュラーコーヒー」と銘打ったUCCの「BLACK無糖」が旨い。

スペイン語学習は「まいにちスペイン語」全120課のうち第11課まで進む。面白い。ストレス解消の一つになっている。

 

2010.3.9


昨日、確定申告作りにやっと着手。領収書の類を新聞折込広告の紙に張り付け終わる。今日からデータの打ち込み。

数年前まで「弥生」シリーズを使っていたが、毎年約1万円出して新しいソフトを買わなければならないこともあって、ここ数年は無料でダウンロードできる収支内訳ソフト「できる青色申告決算書」を使っている。個人事業主の私にはこれで十分だ。

スペイン語学習は応用編52課を聞き終わる。入門編とあわせて「アンコールスペイン語講座」Ⅰ・Ⅱの2冊を半年で一応修了。今後はおさらいを繰り返す。まず、入門編1課に戻って「書き」と「読み」の復習だ。

どれだけ上達したかを確かめたくて、昨年挑んだが途中で挫折した「まいにちスペイン語」(2009年4-9月、福嶌教孝先生)のテキストを取り出した。おお、読める、分かる! 独りで感動。これも勉強しようっと。

東方神起の4枚のCDを聞き終わる。で、また1枚目から聞いている。一昨日の深夜にNHKの歌番組を見たが、出演したすべての歌手の音程がフラットしていた。そんなこともあり、音程の正確な東方神起がすごくましに思えた。

分野名が分からないので「ダンス・ミュージック」と呼んでおくが、そういう今風の曲にも付いて行けて、おじさんは一安心。演劇にのめり込んでいた学生の頃、訓練と思って数ヶ月だけジャズダンスを習ったことがあるのだが、そのおかげだろう。経験しておいてよかった。

という話を先日受講生のOさんに話したら、「見た目とぜんぜん違いますね」。

授業が終わって鏡の前に直行。確かに。30年前に紺のタイツを履いて発表会の舞台に立ったことのある--猫の役だったが--私も、そう思う。

 

2010.3.6


3月1日、2レッスン(4級、3級)。

2日、2レッスン(4級、2級)。

3日、1レッスン(1級)。

4日、4レッスン(5級、1級、2級、3級)。1級のHさんが初レッスン。3課まで一気に進む。

5日、2レッスン(5級、1級)。

6日、5レッスン(2級、2級、2級、3級、4級)。

東方神起は2作目、3作目を聞き終わり、4作目のCDを聞いている。ハスキーボイスが気に入っている。歌詞もコピーした。勉強しよう。

知人の韓国人が2月28日に来日。レッスンの合間を縫って5日連続で会い、いろいろな所へ案内もする。

5級のKさんと3級のWさんのレッスンは、ご希望に応じて最初から最後まで韓国語で進めている。なかなか面白い。面白くて私がしゃべりすぎてしまう。これはまずい。希望される受講生の方は遠慮なくどうぞ。

3日、旅券の更新手続きをする。有楽町の交通会館内にある写真屋で写真を撮る。額の皺が増えた己の中年親父顔を見て、韓国留学中だった10年前の前回更新時と比べ確実に年をとったことを実感。

手続きを終えて同じ階にある三省堂に寄り、スペイン語技能検定(最初の6級から最高の1級まで)の対策本をぱらぱらとめくる。詳しく見たわけではないが、6級は通りそうな気がした。

スペイン語の学習は応用編の48課まで終わる。今している49課の接続法過去完了を含め残り4課。どこまで上達したのか、自分では良く分からない。灯台下暗し。暗中模索。すごく不安だ。受講生の気持ちが良く分かる。言っていることとしていることが違ってはいけないので、日頃の授業でえらそうに言っている「只管音読」をスペイン語学習では自分に言い聞かせて実践している。その意味で、いま私は、受講生と並んで同じ道をともに進む同伴走者だ。

今日は自分で自分を励まそう。

「練習は裏切らない。」「練習した分だけ必ず上手くなる。」「音読こそ上達の鍵。」

「中級を一通り終えたら自分への褒美として中南米を旅行するぞ!」

 

2010.2.28


東方神起のCD4枚をやっと借りる。まずファーストを聞く。非常に上手い。発音も変な英語訛りがなく正確なので教材として使える。

 

2010.2.27


26日、3レッスン(1級、3級、3級)。

三日連続で銀座の画廊に赴き、朴軫秀先生の「ひまわり」を買う。韓国語教室の雰囲気作り(のためには抜本的な整理整頓が必要であることは痛感しているが、)に韓国人画家の絵があるのも悪くないだろう。好きな作品を毎日見られて満足だ。

27日、5レッスン(2級、2級、3級、5級、3級)。

受講生が授業のたびに確実に上達しているのを確認できてうれしい。

 

今年になってから、寝るときに、子どもが私の腕枕を使うようになった。

私が仰向けに寝て、両手の指を組んで後頭部に回し、枕代わりにする。

すると、肘の部分に子どもが頭を乗せるのだ。

幸せな気持ちで一杯になる。

私が子どものころ、父もこうしてくれたんだろうなあ。

昨日の夜、子どもはなかなか眠れぬようで、「人間布団」になって全身を私の上に乗せてきたり、足だけ乗せたり、腕枕に頭を乗せたりしながら、いろいろ話した。

「おかあさん、はやくかえってこないかなあ」

「寂しいの?」

「うん、さびしい」

「そりゃそうだよな」

「おかあさん、はやくかえってこないかなあ」

「今日は遅くなるって言ってたじゃん」

「うん」

「てっちゃんが寝た後に必ず帰ってくるから、大丈夫だよ」

「でも、はやくかえってきてほしいの」

将来の夢が忍者かウルトラマンになることとか、保育園での遊びだとかを話した後、子どもの誕生日に私が渡した手紙の話になった。

数日前に読み返したようだ。

「このまえ、おとうさんからもらったてがみをよんでて、なみだがでてきたの、うれしくて」

手紙は子どもにせかされ、折り紙の裏に全てひらがなで書いて渡した。

世界中で一番好きであること、一緒にいてくれてとてもうれしい気持ちで一杯になること、生まれてきてくれたことへの感謝を書いた。

それを改めて読み、とてもうれしくなったわけだ。

息子の言葉を寝物語で聞いて、じーんときた。

こっちの方が涙が出るほどうれしくなった。

 

2010.2.25


24日、3レッスン(3級、4級、1級)。

25日、3レッスン(3級、2級、2級)。

朝鮮近現代史研究者の井上學先生からメールで情報をいただき、銀座ゆう画廊(東京都中央区銀座3-8-17)で開催中の朴軫秀(박진수)個展を24日午後、見に行く。「ひまわり」と「路宿」が特に気に入った。金もない上、絵など買ったこともないのに衝動買いしたくなり、値段が分かったら教えてくれと、膨張した虚栄心で見栄を張って画廊の主人に電話番号を書き渡し、事務所に戻る。

25日の昼過ぎに朴先生本人から電話。同画廊に再度行って会う。5年前まで個人レッスンでよく使った近くのスターバックスコーヒーの2階に行き、小一時間ほど話す。

4年前に共訳で出したノンフィクション小説の登場人物の一人が朴先生なのだ。翻訳した本に出てくる人に会えるなんて思っていなかった。こんなこともあるのか。感慨がひとしおだ。もちろん、その共訳書を朴先生に贈呈した。

スペイン語は35課まで進む。

 

2010.2.23


本日、2レッスン(4級、2級)。

YさんとYさんのグループレッスンで、日本と韓国の人間関係の違いについて花が咲く。

授業中に思い出せなかった単語があった。「간직하다」だ。보관하다、という意味だ。受講生のOさんは東方神起の歌詞にあったのでそれで覚えたとのこと。

先日国際的な禁止条約が締結された「クラスター爆弾」を韓国語で집속탄(収束弾)と表現するようだ。ハンギョレ新聞の社説に書いてあった。

スペイン語は29課まで進む。応用編全52課の折り返し地点を回った。

 

2010.2.21


先日、ともに5級のKさんとOさんが、多忙や一区切りということでレッスンを終えることになった。二人とも2006年に3級から始め、Kさんは3年半、Oさんは4年間、千駄木にあった下宿部屋のような前事務所のときからの受講生だ。エアコンがなく、扇風機のみで夏はすんごく暑かったが、こまめに週1回通っていただいた。

レッスン料の残金を振り込んで清算した日の夜、Kさんからメールをいただいた。一部引用する。

「3年6カ月・・・・もうそんな年月が経っていたんですねぇ・・・・・あの下宿部屋がなつかしく思い出されます。韓国旅行の際、現地の方から”発音がいいね”と度々褒められるようになりました。これも先生の熱心な発音矯正のおかげとひしひしと感じております。

初めは一言語の学習でしかなかった韓国語が、韓国の色々な文化にも興味を持つようになり、この先ずっと韓国という国と付き合っていきたいと思うようになりました。仕事の事情で、授業は中断してしまいますが、またいづれ再開したいと思っております。それまで、学んだことを忘れないようにしなくては~~~

教室を始め通訳・翻訳等、多忙な毎日と思いますが、お体に気をつけて、迷える韓国語学習子羊たちを導いてください。こちらこそ長い間、ほんとうにありがとうございました。」

レッスンを始めた当初、二人とも独学者特有の発音上の癖があった。それが、2007年の秋だったか、3級テキストが終盤に差し掛かった段階で、発音が、崖を駆け上るような感じで飛躍的に良くなった。まさに階段状の上達だった。日頃、「韓国語をはじめ外国語の学習は階段状にうまくなります。停滞が続いたと思ったら突然ぐんと上達します」と言っていた私も、それを目の当たりにしておったまげた。当人たちもびっくりしていた。その後、ともに4級テキストも修了し、昨年5級になったのだった。上級者なのだから確かに一区切りだ。もう一人で十分学習を進めることができる。

Kさん。Oさん。

こちらこそ、長い間ほんとうにありがとうございました。

上級者のお二人に、拍手!

 

2010.2.20


19日、2レッスン(4級、1級)。

20日、5レッスン(2級、3級、2級、5級、3級)。

19日のNさんのレッスンでは、「娘さん」のスジョンさんが同席。発音練習を手伝ってもらう。

彼女は「못 읽는데」を「모딜른데」と発音する。「모딩는데」が標準語だろうが、「모딜른데」が一般的--というのが彼女の弁。

また、「막론하고」も「망노나고」のはずだが、彼女は違うと断言。何度か発音してもらったのを聞くと、二音目が「로」「노」の中間、というか、両方混じっているようだった。私が留学したときに交換学習した女性も同じことを言っていた。それを思い出した。

彼氏が軍隊にいくと別れるものなのかと訊くと、ほとんど別れるとの答えだった。90%以上とも。なぜか。「寂しいから」。軍隊に入ってからだと話を切り出しにくくなるので、軍隊に行く前に別れ話が出ることが多いという。女性の気持ちを慮り、男のほうからと言い出すこともあるそうだ。

スペイン語は21課まで進む。

 

2010.2.18


15日、1レッスン(3級)。

16日、2レッスン(4級、2級)。

17日、4レッスン(5級、3級、3級、1級)。

18日、2レッスン(2級、2級)。

「반짝」と「번쩍」の違い。「반짝」は小さいもの、例えば、クリスマスツリー、星など。可愛い感じがする。他方、「번쩍」は大きいもの、例えば稲妻、ネオン、救急車など。恐ろしい感じがする。以上、先週の授業中に電話で聞いた金先生の解説だ。

「宇宙ステーション」は韓国語でなんと言うだろうか。

答え。우주정거장。「宇宙停車場」だ。今日聞いたNHKハングルニュースのアナウンサーがそう言っていた。「停車場」と聞いて、♪夜明けの停車場にぃ~、降る雨は冷たい~♪、と思わず口ずさんでしまった。

同じくハングルニュースで、「フランス」は、留学時に習った「프랑스」ではなく、「흐랑스」という発音だった。

17日のKさん(5級)の授業では、ご要望にお応えして全て韓国語で授業をした。途中、韓国語および中国語の通訳ガイドが如何に厳しい状況に叩き込まれているか、話になった。授業が終わって帰り際にKさんが、「本当にいいときに教室を始めましたね」と言われた。その通りだ。これだから、ヨン様(とトン様)に足を向けて寝られない。

それにしてもKさんの発音がとても流暢になった。フリートーキングをしている成果だ。拍手! それに、通訳案内士(英語)試験に合格したそうだ。再度、拍手!

先週体験レッスンをしたHさんから、3月より授業を受けたいとのメールが来る。

スペイン語は応用編17課まで進む。三分の一が終わったことになる。接続法が面白い。世界恐慌のせいで仕事が減り時間ができたので、長いときは1日2時間半ぐらい勉強している。予習(1時間)、録音した番組を聴きながらシャドーイング(1時間)、復習(30分)という具合だ。

そのうち、アメリカの国債が暴落するか、ヨーロッパ発の金融不安が勃発するか、中国のバブルがはじけるかして世界経済が二番底を迎えたら、学習できる時間がもっと増えるかしら……。ぞっとする。

 

2010.2.14


12日、6レッスン(3級、3級、3級、1級、5級、2級)。3級のJさんに、営業電話の撃退方法を伝授される。「パードン?」というと、相手はビビッて切るそうだ。「スペイン語習っているのだから、ぺルドンとか言ったらどうです?」と指摘される。そうか、この手があったか! 早速試そう。韓国語でも。

13日、4レッスン(2級、4級、5級、3級)。体験レッスンをする。1級テキストを使用。韓国語を学び始めた動機を聞いたら、東方神起という。ヨン様のおかげで飯を食っている私としては、次はトン様(?)にあやからなくてはならない。その楽曲をまだ聴いていない己が不明を恥じる。

英語と中国語の学習は完全に中断し、只管スペイン語を勉強。応用編全50課のうち8課まで進む。ここまではまだ入門編でも出てきた内容なので比較的すんなりと進む。韓国語で言うと1級テキストが終了した辺りか。しかし今日子どもから「スペイン語しゃべって」といわれて、「やあ!」「ありがとう」と数字の1から10まで、それに昨日学んだ「コンサートに行こう」しか言えず、暫し天を仰ぐ。まだすらすら出る水準では全然ない。韓国語の授業で受講生に日頃言っている音読の大切さを痛感している昨今。自分なりに実践しているつもりだが。

 

2010.2.11


9日、3レッスン(2級、4級、2級)。

10日、5レッスン(3級、6級、4級、1級、1級)。

11日、6レッスン(5級、2級、3級、3級、3級、5級)7コマ。休日でフル回転。

韓訳の仕事が続く。スペイン語は10日に入門編ステップ100が終了し、応用編に入った。英語と中国語は手付かず。

 

1月初めの韓国旅行は、実は母、息子、弟と一緒の家族旅行だった。

1月5日、昌徳宮前で。左から、母、息子、弟。

親不孝息子のせめてもの罪滅ぼしとして企画したのだ。

大雪で往生したが、4回目の韓国行きである母も満足してくれた。

弟も「行ってよかった」と言っていた。

子どもも大喜び。

焼肉をバクバク食べ、ロッテワールドでもいろいろな乗り物に一緒に乗った。

国立中央博物館でも、シンケンジャーの影響か、剣や兜に対して幼児とは思えないほど高い関心を示して興奮し、常時ご機嫌だった。

会う人ごとに「アンニョンハセヨ」「チョヌン チョルスエヨ」を連発し、受けていた。

私が全てにわたり、ガイドをした。

当たり前だ。

次回は中国に行こうかな。

保育園の帰り道に時々寄るインド料理屋でカレーを食べているせいか、子どもはインドに行きたがっているが……。

2月9日は子どもの誕生日。5歳になった。

しかし、その日の夜は仕事だったので、前日の夜にウルトラマンの怪獣人形2体をプレゼントで買い、ケーキとから揚げとエビフライを買って家に帰り、5本の小さなローソクに火をつけて子どもが吹き消し、この5年間を無事に過ごせたことを祝った。

食事が終わり、私の胡坐のうえに子どもがちょこんと座り、「ねえ、おとうさん」

「なあに?」

「おとうさんとおかあさんは、どうしてべつべつにすんでいるの?」

少し心配そうな顔で訊く。

仕事があるから、と嘘をつく。

確かめようのないその嘘に子どもは安心して、人形同士で闘う怪獣バトルに私を誘うのだった。

10歳になったら本当のことを言おう。

2月9日は保育園の父母参観日でもあった。運よく仕事が入っていなかったので、ビデオカメラをもって見に行った。

日頃している体操、この日のために練習したリズム遊びと歌を披露。

最後は園庭に出て、親子で鬼ごっこのような遊び。

子どもはニコニコ笑って、元気だった。

帰り際、ある先生が声をかけてくれた。

「てっちゃんは、お母さんもお父さんも来てくれるので、とっても喜んでいましたよ」

礼を言って保育園を出た。

遊びまわる子どもの姿を見れて、すがすがしい気持ちになった。

てっちゃん。

5歳の誕生日おめでとう。

生まれてきてくれてありがとう。

 

2010.2.6


4日、3レッスン(4級、2級、1級)。

5日、4レッスン(4級、3級、3級、1級)。

6日、2レッスン(2級、5級)。

今週は韓訳の仕事を3日間した。

数日前に体験レッスン申し込みのメールを1通いただく。来週体験レッスンをすることになった。

スペイン語は、入門編ステップ100のうち89課の途中まで進んだ。テキストを音読し、その後、録音しておいた番組を散歩などしながら聴く、という具合だ。時間があれば1日に3-4課進む。まとめて学ぶのも一計だ。最近乗ってきたのか、面白い。それで英語と中国語の学習が止まっている。

5級のDさんから、どうしてスペイン語を勉強するのかと質される。話す人の数が多い言葉だから、と答えた。読み方がローマ字とほぼ同じで規則的、ということもある。本当は、ラテンアメリカに一度行ってみたいのだ。

 

2010.2.3


2日、2レッスン(4級、2級)。

3日、1レッスン(1級)。

坂本先生から「通訳ガイド(英語)必勝ゼミ」春期スクーリングに関する手紙をいただく。今年は「スペイン語年」と決めたので、来年以降にまた行こう。坂本先生の薦める参考書は素晴らしいものばかり。今も『完全マスター英文法』は重宝している。

スペイン語学習は入門編ステップ100のうち80課まで進んだ。直接法の過去・現在・未来と接続法が入り混じっている。

受講生のMさんから先日もらった資料に面白いことが書いてあったので引用する。

ハングルでは「風邪」を意味する言葉として「감기(カンギ;感気)」、「몸살(モムサル)」などを使います。「감기(カンギ)」は鼻水用の症状を、「몸살(モムサル)」は発熱・寒気・関節痛の状態を表し、「감기(カンギ)」よりも重い症状になります。「몸살(モムサル)」は韓国でよく使われる表現ですが、日本語漢字にあてはまる言葉がありません。ただ、患者さんが「감기몸살 난것 같아요(カンギ モムサル ナンゴッカッタヨ);風邪をひいたみたいです」と言ったときには、감기(カンギ)と몸살(モムサル)両方を使っているので、大変つらい状態だと思ってください。(KISSEI KUR Vol.3 No.1 2010)

へえ、そうだったんだ。よく聞く몸살だが、風邪の症状だったとは知らなかった。勉強になった。

だが、ソウル大の1-4級のテキストに出ているのは감기。몸살はない。しかも、テキストの감기は、1級では鼻水だけでなく発熱も伴うので薬局に行って薬を求め、2級では学校を欠席し、3級に至っては欠席はもちろん寝込んでしまい、ホームシックになっているのではないかと推測してしまうほど重症だ。級が上がるにつれてだんだん重くなっていくのだが……。そうか。これだけひどいのが감기몸살なのだろう。

 

2010.1.30


26日、2レッスン(4級、1級)。3級のOさんが総復習を終え、次回から4級テキストを使うことに。進級、おめでとうございます。

27日、3レッスン(3級、2級、2級)。

28日、3レッスン(3級、3級、2級)。

29日、4レッスン(2級、3級、3級、1級)。

30日、4レッスン(3級、3級、5級、3級)。夜、事務所近くの韓国カラオケ居酒屋で新年会。8人が参加。3時間、韓国語(たまに日本語)で歌いまくる。喉が痛い。久しぶりのカラオケで、気分がすきっとした。

 

2010.1.23


19日、2レッスン(3級、3級)。逐次通訳の仕事の話がきたが、3週間と期間が長く、韓国語教室をそんなに休むわけにもいかず、断る。通訳よりも韓国語教室の方が、単価は安いが楽しいということもある。

20日、3レッスン(5級、5級、2級)。留学時の先輩のKさんが事務所に来て、しばし歓談。

21日、3レッスン(3級、3級、2級)。

22日、2レッスン(1級、4級)。1級のKさんが初授業。

23日、6レッスン(2級、2級、2級、3級、3級、3級)。フリートーキングを終えた金先生と夕ご飯を食べながらいろいろ話す。

最近、平音(ㄱ,ㄷ,ㅂ,ㅈなど)の発音について思うところがあり、授業の折に話している。韓国人との会話がうまく行かない理由の一つに、平音が激音(ㅋ,ㅌ,ㅍ,ㅊ)になってしまっていることがある。緊張したり、はっきり発音しようとして、発音する時に息が出てしまうのだ。どうすればいいか。

平音を、日本語で言う濁音の一歩手前で発音するように心がければ、この問題は一挙に解決する。この点が是正されれば、韓国人との会話は飛躍的に上達するだろう。

ヒントは、韓国語のアルファベット表記だ。例えば、釜山は昔はPusanだったが、今はBusanと表記する。「プサン」ではなくて「ブサン」に近い、ということだ。

「私は」の「저는」も、息を出しながら力を入れて「チョヌン」というと、韓国人には「처는」と聞こえてしまうかもしれない。これは「妻は」という意味で、全く伝わらない。

「ヂョヌン」の一歩手前の濁り具合で発音すること、これがコツだ。濁点が二つではなく一つぐらいで発音する、と言ってもいい。

などということを最近の授業で力説することが多い。

 

2010.1.17


12日、2レッスン(3級、1級)。体験レッスン申し込みの電話が入る。

13日、1レッスン(5級)。スカイプで中国語と韓国語の交換学習。刺激になる。

14日、4レッスン(2級、2級、2級、5級)。先月体験レッスンを受けた2級のIさんが初授業。

15日、3レッスン(3級、3級、2級)。Kさんの体験レッスン。来週から授業を始めることになる。

16日、5レッスン(2級、1級、5級、3級、3級)。

 

2010.1.11


5レッスン(5級、2級、3級、3級、4級)。4級のNさんの授業にはNさんの友人で日本に留学中の韓国人Kさんも参加。

授業中に受講生から、韓国語能力試験・ハングル能力検定試験・通訳ガイド試験を今年受ける予定であること、合格したいとの希望を聞く。

何としても教材を作らねば。

ところで、昨年の語学の目標は次の通りだった。

「1. 韓国語の教材を作る。一つはテキストの和訳および練習問題解答集。もう一つはハングル検定試験対策問題集。」

これは掛け声倒れに終わった。

「2. 英語は英検1級と通訳案内士試験を受ける。その後、1日30分程度で勉強を維持する。」

これはほぼできた。

「3. スペイン語の勉強を始める。来年、サバイバルできる水準に到達してラテンアメリカに行ってくる。」

スペイン語の勉強は9月に始め、音読を継続中。今年、サバイバルできる水準までいけるかどうかが問題だ。

続いて、今年の目標。

1. 韓国語試験対策用の教材を作る。上級用例文集はすでに着手した。中級・初級の例文集も発行する予定。

2. 韓国語以外ではスペイン語の学習を1日1時間続け、年末に中級に達し、来年ラテンアメリカに行ってくる。

3. 中国語と英語の学習はそれぞれ1日30分続ける。

今年も子どもがすくすく育ちますように。

 

2010.1.9


今年初の授業、5レッスン(1級、2級、5級、2級、3級)6コマ。

 

2010.1.8


1月4日から3泊4日で韓国に行ってきた。韓国に仕事で行くときは航空券だけを買い、宿泊先は現地で予約することがもっぱらなため、ツアーを使ったことがこれまであまりなかった。それで、それが最近どうなっているかを知り、かつ、この限られた時間でどこをどれだけ回れるかを確認するための、格安ツアーを使った自主研修旅行に出かけたのだ。

初日の4日、韓国では大雪が降り、それで出発時間が3時間ほど遅れた。ソウルの空港に着くと、名前を書いた紙を持った通訳ガイドが待っていた。韓国語ができない振りをして手配車に乗り込む。空港からソウル市内までの道は除雪作業が万全ではなかった。運転手がしきりにぼやく。時間が遅いので免税店は飛ばすことになった。残念。車に乗っている間、ガイドの説明は一度だけだった。こういうものなのか。初めて来る人にとっては不親切と感じた。

ホテルに到着し、チェックイン。最終日の手配車の出発時間を確認し、日本語表記の地下鉄路線図と免税店利用券を渡してガイドは帰った。空港とホテルの間の送り迎えが仕事とはいえ、空港に備えてあるソウル市内の無料地図ぐらいは渡すべきだろう。

と、ぼやきつつ、部屋で荷物を降ろす。格安なので部屋の質に不安があったが、まあまあだった。パソコンがあり、ネットも使えた。ただ、リモコンが、テレビと室内灯とビデオとエアコンの全てを1台にまとめているもので、かつ韓国語表記しかない。韓国語が読めない客だと困るだろう。図解を紙一枚で作って客に渡せばどんなに便利だろうか。などと思いつつ、腹が減ったので、近くの焼肉屋に入って豚カルビにかぶりつく。250グラムで9,000ウォン。味も申し分ない。

2日目。ホテルの近くに、知っている人は知っている「海苔巻き天国」の支店があり、そこでアワビ粥を食べる。1万ウォン。及第点だった。積雪で道路が滑るので靴を買いに大型スーパーのホームエバーにタクシーで行く。運転手が話しかけてくる。お父さんが強制連行されて広島の工場で働いているときに被爆し、帰国後も何の保障もなく、大変苦労して死んだ,という話を聞く。靴を買った後、地下鉄で鐘路三街まで行き、昌徳宮に向かう。途中、ポッサムが食べたくなり、食堂に入った。「鐘路バーベキュー・ポッサム・サムギョプサル本店」だ。ポッサムとテンジャンチゲを頼む。抜群にうまかった。また来よう。昌徳宮に着き、12時30分からの日本語ガイドにぎりぎり間に合う。観光案内の仕方を学ぶ。昌徳宮は4回目だが、勉強になった。今度来るときは、韓国語・英語・中国語を連続して聞いてみるのも面白いかも。外国語のガイドは慶福宮でもある。1時間ちょっとのガイドが終わり、安国駅近くまで歩く。零下10度前後の寒さに耐えかねて近くの喫茶店に入り、冷たいイチゴジュースを注文。ミキサーで砕かれたイチゴが五臓六腑に染み渡り、心身ともに冷え切った。

店を出てタクシーに乗り、南大門市場へ移動。留学時から行きつけている店で親戚から頼まれた土産を買う。なじみの客は割引率が高い。

タクシーで南山のケーブルカー乗り場に行き、ケーブルカーに乗ってソウルタワーに上る。晴れ渡って、見晴らしが良かった。夕日が沈む様子を見ることができた。再びケーブルカーで下る。乗り場を出ると、すぐ近くの右手にエレベーターがあった。いつできたのか。これに乗って下ると、第三トンネル近くの歩道に出た。そこから南大門市場まで歩いて10分もかからない。ケーブルカー乗り場までタクシーを利用しなくても済むではないか。貴重な発見だった。

パジョンが食べたくなり、仁寺洞に行き、最初に見つけた店に入る。値段は観光地価格で決して安くないのに、味はいま三ぐらいだった。

地下鉄で鐘路から市庁まで移動し、ソウル大テキストの聞き取り問題にも出てくる貞洞劇場でミュージカル「美笑」を見る。席は三種類あり、Rが4万ウォン、Aが3万ウォン、Bが2万ウォン。この劇場は初めてだったのでRを買ったが、小劇場なので、舞台との距離はどれもあまり差がない。今度来るときは絶対にBを買おう。午後8時開演で、公演時間は1時間10分ほど。これが抜群に良かった。堪能した。これを知らなかったとは不覚だった。日本円で2000円弱で、サムルノリ・パンソリ・国楽・舞踊など韓国文化全般を最上の質でたっぷり楽しめる。こんな公演は日本にあるだろうか。公演後は出演者と写真も撮れるが、恥ずかしくてできず。早めに外に出てタクシーを拾った。

2級テキスト16課にある道案内に関する単語と表現だけを使ってタクシーの運転手にホテルの位置を説明。無事着いた。

3日目。近くの「海苔巻き天国」で高麗人参粥を食べる。地下鉄が混乱しているようなのでタクシーに乗り、念願の国立中央博物館に初めて行く。開館時間の9時少し前に到着。外国語の音声ガイド機器もそろっている。常設展示のうち六分の一に当たる考古館だけで2時間以上かかったが、歴史好きの私には最高の経験になった。ちょうど正月三が日にNHKが再放映した「日本と朝鮮半島2000年」1-8回を見ていたので、復習になった。帰国してから未見の9回を早速見た。館内の食堂でとんかつ定食7000ウォンを食べる。館外の食堂で食べるべきだった。

タクシーに乗り、運転手と談笑。龍山米軍基地の中にある食堂は一般人も出入り自由だから一度行って、そこの豪州産ステーキを一度食べてみろ、施設は古いが味は保証する、他のレストランに行く気がしなくなるくらいうまいぞ、とのこと。

教保文庫で朝鮮半島の歴史に関する本を5冊買う。歴史に関するツアーの同行通訳を毎年夏にしていて、その準備作業で使うためだ。最高気温が零下5度前後。店内はさすがに暖かい。なのに店内のファストフードコーナーでオレンジジュースを注文。体が冷える。

疲れたので早めにホテルに戻る。近くの食堂で、3級テキストに出てくる등심を食べる。国内産とメニューには書いてあるが、少し硬かった。が、おいしかった。水キムチは気に入り、皿ごとぐびぐび飲んだ。

4日目。前日の国立中央博物館での見学が重すぎたからか、朝食でまた粥(カボチャ粥。もち入りで5,000ウォン)を食べた後、ホテルに戻って再びベッドに倒れこみ、昼近くまで寝る。正午過ぎに手配車に乗り、途中、食料品店に寄って、市価の2-3倍する商品に関する催眠商法をひとしきり聞かされた後、再び車に乗る。沈黙の時間に耐え切れず、通訳ガイドのウンジョンさんと韓国語でいろいろ話す。そしたら彼女、しゃべるしゃべる。話も弾む。「2年しか留学していないのに、どうして韓国語がそんなに上手なんですか?」ときたので、すかさず3級テキスト26課で出てくる表現の「아직 멀었어요.」(「まだまだです」)と言ってみた。するとウンジョンさんの唇の右端がピクリと歪んだ! 会話は韓流ブームから韓国の失業問題を経て日韓の古代史にまで及び、百済の時代の「空白の数年間」問題まで出た。正直、盛り上がった。だったら、日本語でのガイドも最初からそれくらいしてくれ! と後で思った。

(以下は2010年5月1日追加)

なぜそう思うのか。

6年前、通訳ガイド試験に合格してまもなく、通訳ガイドの新人研修を受けた。

そのとき、先輩の通訳ガイドである講師がバスの中でこう言ったのだ。

たとえ空港から東京都内にあるホテルまでの2時間前後のピッキングであっても、通訳ガイドが黙っていてはいけない。

観光ガイドをしながら日本のことを紹介しなさい。

外国のお客様の日本に対する印象ががらりと変わるはずだ。

それが、民間外交官としての通訳ガイドの仕事なのだ……。

これが、仕事としての通訳ガイドの基準として私の中に今でも残っているのだ。

しかし、それは日本の話だ。韓国とは違う。日本の、それも一部の通訳ガイドの中での基準で韓国の通訳ガイドの仕事をなでぎるのは問題だ、と反省した。

(追加終わり)

こうして自主研修の旅は終わった。収穫は大だった。

今年もよろしくお願いします。

不定期日記2009年

 

Copyright (C) 2010-2025, Rindomukuge Kobo, All Rights Reserved