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不定期日記 2019年

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2019.2.1-28


1日現在受講生数69人。1級26人、2級21人、3級14人、4級3人、5級3人、6級1人、会話5人(うち個人兼4人)。昨年同月に比べ、受講生数は5人(6.8%)減ったが、授業数は15%増えた。数字の改竄は勿論していない。

イ・チャンドン監督の『バーニング』を観た。主人公の父親の配役にぶったまげた。それも含めて、様々に読み解ける場面設定、台詞、しぐさが今回も満載で、結末も重かった。さすがイ・チャンドン監督だった。黒澤明、宮崎駿とともに大好きな監督だ。

2日、個人13、会話1の14コマ。

2B教科書(2級後半)が終わりに近づいたMさんの授業で書き言葉を勉強した。ここでいつものように、3級の最初に出てくる間接話法について説明。

間接話法は一つの体系ともいえ,、3級でも勿論だが韓国語学習でも最大の山で、習得が容易でない。3級は①この間接話法に加えて、②受動③使役④더니と았더니/었더니⑤던と았던/었던などの「難敵」が待っている。読めば分かるが話せない――留学中の私がまさにこれ――3級止まりの人が少なくない原因の一つはこれだ。逆に言うと、これらの山を越えると、4級の終わりまで力業でずんずんと進んで行ける。

1級でハングルの読みを覚えて요体と니다体の過去・現在・未来という初級での最大の課題が分かって使えると2級の終わりまで順調に進んで行けるようにだ。以上の「山」と「課題」を克服する上でとても役立つのがソウル大教科書巻末の文法解説だ。これは授業実践の精華だ。文法と表現の体系的な理解と習得に関して最良の書と言えるだろう。授業する度に思う。「これ使ってて良かった……」。

前年比  전년 대비。過去の時期と数量を比較する際の「比」は「대비」とする。逆もまた真なり。小学館韓日辞典には載っていない。

3日、個人のみ2コマ。3級Tさん、発音と抑揚が随分上手になった。合格点だ。

間接話法はソウル大教科書において平叙文、命令文、疑問文、勧誘文に分類され、平叙文だけ縮約形が載っている。要点は次の通り。平叙文は「書き言葉+고 하다」で、名詞は(것이다も含めて)「(이)다고」が「(이)라고」に変わるが、自己紹介でお馴染みのはず。「하다」の部分は「말하다、들었다、그랬다、생각하다」に置き換えられるとも書いてある。

命令文は「라고 하다」。「〜するなと言う」(禁止)は「-지 말라고 하다」。注意すべきは、直接話法の「-을/를 주세요/줘요/줘」「V-아/어 주세요/줘요/줘」を間接話法で表現する場合、二通りある点だ。「(物)を(自分に)くれと言う」と「(ある動作を)(自分に)してくれと言う」(話し手と得する人が同じ場合)は달라を使って「-을/를 달라고 하다」「V-아/어 달라고 하다」とする。他方、「(物)を(他人に)やれと言う」「(ある動作を)(他人に)してやれと言う」(話し手と得する人が違う)は주라を使って「-을/를 주라고 하다」「V-아/어 주라고 하다」という。私は留学時にこれが分かっていなかった。

疑問文は「냐고 하다」だが、間接話法の中で最難関。変化球が多いから。形容詞はパッチムがあると「으냐」になる。動詞はパッチムの有無にかかわらず「냐」の前に「느」が入って「느냐」となる。名詞はパッチムがあると「이냐」になる。ところが過去形は形容詞も動詞も「느냐」になる、未来形は「겠」だけ「느」が入って「겠느냐」になる。なのに口語体では「으」「느」が落ちて「냐」だけの形が良く使われる。めまいがする。

勧誘文は「자고 하다」。これだけ。間接話法を身に付けるには規則を理解して例文の音読と書写を繰り返す必要がある。ソウル大教科書は説明がしっかりしていて例文てんこ盛りなので習得に最適だ。

4日、休みだが体験レッスン1。

5日、個人のみ4コマ。

6日、個人のみ11コマ。

7日、個人8、グループ1の9コマ。

8日、事務作業。

2月9~11日に帰省。母、息子と過ごす。1時間待って中華料理を食べ、おでんと馬刺しを喰らい、息子が勉強する傍らで確定申告作成のためにレシートを貼り、DVDで『ああひめゆりの塔』と『グレイテストショーマン』を観た。因みにNHKの朝のニュースを久し振りに見たら前政権時のKBSみたいで気味悪かった。

12日、個人のみ10コマ。9日以降のJTBCニュースルームを立て続けに見る。

13日、個人のみ18コマ。多分一日当たり授業数最多更新。9:00~21:40空き時間なし。疲労蓄積。が、受講生と向き合うとしゃんとする。傍(講師)からの指摘で発音を直し、正確さを増した発音で音読を反復。それで話す力を上げつつ耳がダンボ化し聞き取れる範囲が拡大。発音チェック付音読は一石二鳥。

1級のAさんがソウルからメールを送ってくれた。「今ソウルにいるんですけど 毎月韓国に行くので思うのかも?ですが 毎月韓国に来る度に聞き取れる韓国語が増えて行ってる自分にびっくりしています。(中略)無料の韓国語レッスンに来てる気分で本当に韓国は楽しいです!!」学びも旅も楽しそう。

14日、個人6、グループ4の10コマ。

15日、事務作業など。

16日、個人12、会話2の14コマ。

17日個人1コマ。今週(月~日)は授業53コマで、多分週当たり授業数最多更新。空き時間が一つもなかったのは初めて。完走できた。他の用事も忙しくて정신이 없었다。

1級受講生Oさんからのメール。

「「バーニング」駆け込みで観て来ました!
ユ·アイン、良かったです!
不思議な映画だと思ったら、村上春樹原作なんですね。10ページにも満たない短編だったので、びっくりでした。80年代の作品を引っ張ってきた理由は何なのでしょうか?
ウイリアム·フォークナーに同タイトルの小説があることを、御本人は知らなかったそうです。「納屋を焼く」
田舎の風景を映した雰囲気に、何処かで見たようなと思ったら、[哭声]の映像スタッフでした。怖すぎです!ホラーはもう観ません。
とにかく、想像力フル回転!の映画でしたー!

[ペパーミントキャンディー]も字幕無しで観ました。とてももどかしかったのですが、感情は十二分に伝わりました!
字幕付き、探すぞ!と思っていたら、3月に、イ・チャンドン特集で[ペパーミントキャンディー]と[オアシス]が公開されるらしいです。一度にこの2本だと重すぎる!ので、日を分けてじっくり観たいと思います。

長くなってしまいましたが、共有出来る人がおらず、、、表情泣き笑い
先生、たまに聞いて下さい!!!」

いつでも伺います。

 

2019.1.1-31



前月26日に帰省し、1月4日に帰京。天草に家族旅行。あとは実家で息子の受験勉強の面倒を見る。英語の復習として1課ごとに次の作業を行った。

1.全文を読む。
2.英文を書く。
3.和訳を書く。
4.素読する。
5.和訳する。
6.一文ずつ繰り返す。
7.文章を見ながら重ねて言う。
8.文章を見ないで重ねて言う。
9.一文ずつ黙読し、顔を上げて言う。
10.和訳を見ながら英語に直す。
11.文章を見ないで音を流し、一文ずつ書き写す。

つまり、韓国語の授業と同じ方法だ。理科と社会も読み書きをしっかりするよう助言した。
あとはDVDで『パッチギ!』『七人の侍』『椿三十郎』『レ・ミゼラブル』を観て、将棋とオセロで遊んだ。

5日、仕事始め。個人4と会話1の5コマ。溜まった新聞を読む。

6日、お年玉講座。5人出席。TOPIK対策、hana音読、英語、中国語。

昨年秋のTOPIK対策講座を受けて、その後に受けたTOPIKで쓰기だけで20点近く上がって4級に合格した、現在2Bテキストを使っているMさんからお年玉講座の感想メールが届いた。

「お屠蘇気分も抜けぬ中行われたお年玉講座は、韓国語学習初めとなり、とても貴重なものとなりました。ありがとうございます。

TOPIK対策で今回使われたHANAの『TOPIK Ⅱ徹底攻略』は日本語訳も学習ポイントも詳しくて自習するのにもベストだと思いました。TOPIK対策講座はTOPIKを受ける度ごとに受講したいと感じています。特に쓰기に関しては迫田先生の直前のポイント指導で効果的に点数がとれるようになるので!

午後2時限の韓国語学習ジャーナルを使った講座とても新鮮で楽しかったです。韓国語ジャーナルは買ってはいましたが、使い方がわからなかったのです。特に、ニュースダイジェストを聴いて読む練習。
難しそうな時事問題も理解して音読できるようになる実感を味わえて嬉しかったです。

日頃の授業もそうですが、パダスギそして音読の反復、これにつきるんだなと思いました。
そして、たまには背伸びして上級者用の勉強してみるのも刺激になると思いました。ありがとうございます。
 
P.S ランチタイムは初対面の受講生どうしで近くの美味しいハンバーグランチ食べて色々お話できました。楽しい1日でした。」(感想ここまで)

飯嶋和一『汝ふたたび故郷へ帰れず リバイバル版』(2000、小学館)読了。

8日、個人のみ8コマ。

9日、個人のみ12コマ。

10日、個人5、グループ3の8コマ、体験1。

12日、個人のみ15コマ。

13日、事務作業。

14日、事務作業。飯嶋和一『雷電本紀』(河出書房新社、1994年)を読み始める。

15日、個人のみ10コマ。年末年始に見られなかったJTBC뉴스룸を出来るだけ見るようにしてきて、やっと追いついた。

16日、個人のみ13コマと体験1。

17日、個人3とグループ1の4コマ。英語と中国語を勉強。

18日、久々に技術翻訳の仕事を請け、翻訳など。2日前に体験レッスンを受けたMさんが入学。

19日、個人9、会話2の11コマ。

20日、『アイアンマン』『バットマン」を観る。干し納豆を肴に焼酎2合。

21日、翻訳納品。
발려견 伴侶犬、愛犬
홍역[紅疫]麻疹

受講生Aさんのメール。
「週末に〇〇大学のスクーリングに行って来ました。今回は韓国の最近の文化をハングルで読む内容で、中級学生対象でしたが、どうしても受けたかったので潜り込みました。長文音読や発音など、何度も当てられて汗汗汗でしたが、理解できない内容が無かったことは嬉しかったです。40人の学生のうち、激音などの意識を持って音読していた人は二人くらいで、きっとりんむくのような指導を受けている!とすぐにわかりました!だって、全然違うんです☆韓国女性の教授からは、活きた現代事情や発音が学べて、有意義でした! また興奮して!寝付けませんでした。」
Aさんは1級後半。

22日、個人のみ8コマ。

25日、飯嶋和一『雷電本紀』(1994、河出書房新社)読了。面白かった。飯嶋作品全て読んだ。

27日、個人3と会話1の4コマ。飯嶋和一『星夜航行』(2018)を再読し始める。

全国通訳案内士試験2次試験対策の授業を昨年6月に受けたMさんから22日に合格の知らせ。「本日、発表があり、無事に合格していました。ご指導いただきましたことが、自信につながりました。あらためて感謝申し上げます。全体での合格率は9.8%、韓国語2次試験は58%でした。」おめでとうございます!

28日、英語と中国語の学習、授業の準備。

29日、個人のみ10コマ。

30日、個人のみ16コマ。

ハングル検定3級合格を目指しているMさんの初授業。聞き取り問題が苦手というので教科書の聞き取り問題と本文の音読。ㄴ挿入を噛み砕いて「ヤ行」の「ニャ行」化・「リャ行」化として説明。聞き取れる範囲が発音の範囲に規定されていること、つまり、間違った発音が癖になっていると音も間違って認識して正しく聞き取れないことを理解してもらった。正しい発音を身に付けることが聞き取り能力の向上に直結するということだ。

韓国留学直前のSさんの授業。2年間は韓国語の習得を最優先にして、余裕ができたらラジオ講座で英語を学習すること、そのうえでまだ余裕があれば中国語を学ぶよう勧めた。

【試訳】
뒤늦게 遅蒔きながら

나서다 取り組む
社説を使った授業より。新聞記事によく出る表現。小学館韓日辞典には「乗り出す」という訳が載っている。

민감한 개인정보 取り扱いに注意すべき個人情報
(直訳の「敏感な個人情報」だと意味を取りにくい。)

거론하다論じる、거론되다論じられる(小学館韓日辞典には거론の訳で「取り上げること、論ずること」とある)

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